2017/05/04
忘れられないGW
ゴールデンウィーク(GW)真っ最中ですね。
さて、GWと言えば思い出すのが、12年前のGW。今振り返るとこのときのGWは、僕の人生にとって特別な意味を持っています。
今から12年前、2005年のGW、僕は「暇」でした。
というのも、奥さんが妊娠を機に少し体調を崩し、入院してしまったのです。ただ、深刻な状態でもなく、前回の妊娠が流産だったので、念のため安静にしておこうというものでした。予定日は11月だったので、まだまだ先。
僕は病院に差し入れがてら様子を見に行ったりはするものの、ずっと付き添う必要もない。奥さんには安静が必要だが、基本的には元気。GWで会社も休み(このころ僕はまだ会社員だった)。奥さんを置いたまま友達と遊びに行く気もしない。
だから僕は暇で、「まとまった時間」があったのです。
そこで、このまとまった時間を利用してホームページを自作しようと思い立ちました。近所のヤマダ電機で『ホームページビルダー』を買ってきて、3日かけてホームページを作り、世の中に向けてアップロードしました。
少し前から始めていたメルマガをホームページからも登録できるようにしました。
これが僕の「起業デビュー」です。
それから半年後、息子が生まれます。そして同じころ、ホームページから初めての仕事が来たのです。
息子と仕事が同時にやってきた笑。いや、息子が仕事を連れて来てくれたのかな。
その仕事というのは、公的機関が運営する情報サイトへの寄稿でした。僕のメルマガを読んでくれていた担当の方が連絡をくれて、「好きなように書いてください」と依頼してくれました。ブランディングについてA4で4枚くらい書いて4万円もらいました。これがレイマックの初売上高です。
それから3か月後、別のクライアントから「HPを見た」と連絡があり、300万円のコンサルティング契約を結ぶことになりました。こうして、僕の起業人生はスタートしていったのです。
ドラッカーは、
「成果をあげるためには、自由に使える時間をひとまとめにする必要があることを知らなければならない。大きくまとまった時間が必要であるということ、そして小さな時間は時間として役に立たないということを知らなければならない」
と言っています。(「経営者の条件」より)
12年前のあのとき、僕には「まとまった時間」があり、僕はその時間を未来のために使った。
運よく、その時間への投資は成果を生み出してくれました。
あのとき、あの時間が無かったらと思うと少しゾッとします。
今頃どうなっていたかな。
今年のGWも残り3日。今年はあと8ヶ月。
まとまった時間を作り出し、次のステップを踏み出していきたいと思います。
PS
息子は小6になり、その後生まれた次男は小1です。兄弟で遊ぶのが超面白いらしく、父には目もくれません笑。
※メールマガジン「愛される会社の法則第629号」より転載。
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