2015/11/18
嫌われていいさ
友人と飲んでいた時に聞いた話。
その友人、ボクシングの亀田興毅さんが、テレビのバラエティー番組出ていたのを見た、と。
その時、亀田さんは出演者に「あんなに皆に批判されて、つらくないですか?」と質問されたそうです。
その時亀田さんは、
「自分は商品なんで、アレコレ言われるのは当然のこと」という主旨の解答をしたのだとか。
お客さんは、商品に対して、好きとか、嫌いとか、何かいいねとか、ダサいとかカワイイとか、いろんな感想を持つのは至極当たり前のこと。
で、好きだったら買うし、嫌いだったり、自分に必要ないと思えば買わない。
それだけのことじゃん、と。
自分は「亀田興毅」という商品なので、お客さんの好き嫌いはあって当然でしょ?ということです。
以前まで亀田さんのことを好きではなかった友人でしたが、
この発言にいたく感銘し、彼のことにすごく興味が湧いた、と言っていました。
確かに。
商売をする僕たちは、お客さんから見たら、商品なんですね。
もっと言えば、会社やお店も丸ごとひっくるめて、商品。
事業自体が商品。
それが好きか嫌いかを、お客さんが決める。
良ければ買ってくれるし、ダメならサヨウナラ。
なるべく多くの人に好きになってもらいたいけど、全ての人に好かれるのは無理。
むしろ、好かれたい人を特定し、その人に好かれるように自分を磨く。
会社を磨く。商品自体を磨く。
他の人には、嫌われていい。
商品なんだから、好き嫌いがあって当然。それが自然なことなのだ、と。
生意気な態度が売りだった亀田さんですが、
いろんな経験を経て、
人間的に大きくなったんでしょうね。
この話を聞いて、
僕も彼のことが気になり始めました。
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