2010/12/27
石川遼は天才か?
「プロゴルファー石川遼は、天才ですか?」
という質問に、専属キャディの加藤氏は「否」と答えました。
「(石川遼は天才)ではありませんね。ショット、アプローチ、パットとも、あの練習量で作り上げたものです」
僕たちはスゴイ人を目の当たりにした時、「あの人は天才だから」と言って自分を納得させることがあります。
しかし、多くの天才と呼ばれる人は、実は努力の人だったりします。ナマケモノの僕達は、練習や下積みを無意識に避け、「あの人は天才だから」という言葉で、甘えている自分をごまかしているのかもしれませんね。
スポーツでもビジネスでも同じですが、成果を出し続ける人は、「自分を信じている人」のように思います。28人の経営者をインタビューしてきましたが、ずば抜けた成長をしている人は「自分ならできる」と確信しているように見えます。
自分は努力すれば、必ず成果を出せる人間だ、と信じる。だから努力ができる。緊張する“勝負時”の場面では、「オレはあんなに努力してきたのだから、大丈夫だ」と自分を肯定できる。それが自信になり、落ち着きにつながる。そして、実際に成果を出す。
誰でもできるような地道な練習や仕事を、毎日、愚直に続けられる人こそ、大きな成果を呼びこむことができるのでしょう。そういう意味で、努力の天才こそ、継続的に成果を出せる人なのだと思います。
誰もがやれるような仕事をしていても、「あの会社はひと味違う」と言われるような経営をすることが、その会社の真の実力なのである。(by 稲盛和夫)
誰もがあっと驚くような成果の裏には、退屈で平凡な日々の努力の積み重ねがあります。平凡なことでも積み重ねれば、「ひと味違う」成果が得られるのだ、と稲盛さんは言っているのです。
19歳が目標に向かって、自分を信じ、努力を積み重ねている。僕たちも負けていられませんね。
今日一日、確実に積み上げましょう。
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