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豊田礼人の基本的な考え方を
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2007/03/09

第99号【目標を紙に書け!そして貼れ】

先週の編集後記でPCの不調を書いたらたくさんの方から改善案を
頂きました。本当にありがとうございました!原因はどうやらウィ
ルスチェックソフトにあったみたいです。おかげで今は快調です。
また今後ともよろしくお願いします!では今週のメルマガをどうぞ。

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■京都議定書を守れるか
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京都議定書で決められた二酸化炭素など温室効果ガスの削減目標は、
日本の場合、「1990年を基準として6%減」だったはずです。

しかし、削減するどころか8%も増加しているという報道もあり、そ
の目標の達成がかなり危うい状況に陥っているそうです。

工場からの排出量の削減はある程度進んでいるようですが、他の分野
ではあまり芳しくないようです。特に自家用乗用車では04年時点で
52.6%も増加していると言われています。

一方で、経済的に急成長している中国が世界有数の排出国になってい
るにも関わらず、何ら義務を負っていないとか、そもそも温室効果ガ
スと地球温暖化の因果関係が証明されていないなど、議定書そのもの
を疑問視する意見もあるようです。

しかし、世界規模で定められた目標(約束)を達成できないのであれ
ば、厳粛に受け止め、反省しなければならないと思います。あわせて、
どうすれば達成できるかについても考えなければいけません。

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■目標を達成するために
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目標を達成したければ、目標を明確にし、その具体化のための行動計
画を定め、それらを紙に書き、常に目の触れる場所に貼らなければな
らない、と自己啓発系の本には書いてあります。

最近、その関係の話を改めて聞き、僕も目標(願望)を紙に書き、
部屋の壁に貼ってみました。今のところ目だった変化はありませんが(笑)、
朝晩と常に目に触れるため(今も視界に入っています)、目標が何だっ
たかを忘れることはなくなりました。

それから、それを見た奥さんが、「紙切れ一枚貼ってあるだけじゃ寂し
いから、おしゃれな額を買ってきてあげる」といって、この目標の達成
を密かに応援してくれています。泣かせるじゃありませんか。

紙に書いて貼ると、自分はもちろんのこと、まわりの人もその目標を
達成させようと自然に行動してくれるのだな、とその効果に感心して
います。

少し恥ずかしいけど、恥ずかしいことを笑いながらやってみると、思
いがけない事が起こるものです。

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■見える化
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もしかして、京都議定書の目標が達成できそうにもないのは、目標
を紙に書いただけで、それを皆の見えるところに貼ってなかったこと
に原因があるのではないでしょうか?

見えるところに貼っていないし、具体的に僕らが何をすれば良いかも分
からないから、普段忘れてしまっています。もちろん、自ら意識を高く
もって、積極的に行動する姿勢が必要なのは当然ですが、日常の忙しさ
にかまけて、ついつい忘れてしまっている人が多いのは否めません。

6%減どころか8%増えています!とニュースで報道されて、「あ、そ
ういえば京都議定書ってあったね・・」と思い出すようでは、目標達成は
困難です。

京都議定書での削減目標の達成のために僕らは何をいつまでにしなけ
ればならないのか。これを紙に書いて壁に「貼っつける」ことが、目
標達成のためにまず必要だと思います。

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■自分レベルの視点で
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みなさんは今年の初めに目標を立てましたか?

それ、何だったか覚えています?

目標達成を阻む最も大きな障害は、「目標を忘れる」ということです。
次から次へと問題が起こり、それらを処理しなければいけないという
生活をしていれば、忘れて当然です。

会社の目標やブランドの目標(ブランドステイトメント)も、ついつい
忘れがちです。しかし、目標を本気で達成したいと思うのであれば、
経営者は常にその目標を紙に書き、壁に貼り、口に出して、社員に伝
えなければいけません。

目標を常に頭に置いて行動する人と、何となく成り行きで行動する人
とでは、成果に大きな差がでます。社員が目標に向かって行動してく
れなければ、会社の目標が達成できるはずもありません。だから、経
営者は、あきれられるくらい何度も社員に言わなければならないので
す。もしかしたら、経営者にとってそれが一番重要な仕事かもしれま
せん。

リッツカールトンホテルでは、クレドと呼ばれる行動指針を社員全員
が携帯しているそうです。常にそのクレドに沿った行動をとることで、
顧客満足を最大限に高めることに成功しています。

守らなければいけない大切なこと、絶対に達成したい強い願望は、忘
れないように、紙に書いて、壁に貼る。

もしくは、小さくして、持ち歩く。

京都議定書の携帯版、作ってみませんか?

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■今週の一冊「セブンイレブンの16歳からの経営学」 勝見明 著
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高校生がアルバイトとしてセブンイレブンで働き始めたとして、どん
なことを学んで成長していくのかについて、鈴木敏文社長の話を織り
交ぜながら展開していきます。しかし、16歳が読むには少々難しく、
あくまでも社会人向けの本として読まれるものでしょう。たとえば、
品切れによる機会損失と売れ残りによる廃棄リスクの関係についてど
う考えれば良いか、などについて、鈴木社長が現場から導き出した考
え方を丁寧に説明してくれます。コンビニ最大手のマネジメントが学
べる良書だと思います。小売の基本を抑えたい人に是非。
興味のある方はコチラカラ↓
https://www.raymac.jp

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■編集後記
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数年前、草サッカーのキャプテンにさせられた時、弱小だったそのチー
ムの目標を「リーグ優勝」に設定しました。ただ遊びでやっているチー
ムなのに、何を言い出すのだと笑われましたが、毎年ビリ争いをしてい
たチームが、その年本当に優勝してしまいました。特別なことは何も
やっていません。ただ「優勝、優勝」と言っていただけです。さらに続
けて翌年も優勝しました。そのときはもう勝ち癖がついていました。単な
る草サッカーでの小さな出来事でしたが、そのとき、「どんな組織にも目
標は必要。しかもそれを口に出すことが重要」ということを学びました。

(第99号終わり)

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