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豊田礼人の基本的な考え方を
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2024/06/14

第999号 言葉以上に伝わるものとは?

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■臨床心理士の先生と話した
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先日、
臨床心理士の先生と話す機会がありました。


それで、
軽い気持ちで、
今抱えている悩み事みたいなことを聞いてもらったんです。


若い真面目そうな女性の先生で、
基本的に聞き役に回ってくれて、
時々適切な質問を投げかけてくれます。


僕はその質問に答えたり、
今自分が考えていることや、
なかなか人には言えないような内面的なことも、
この際だから、
初対面の人であることを良いことに、
ぺらぺらとアレコレ話したんです。
いや~スッキリした、
という感じで。


さすがプロの先生だよな~
話しやすいな~
と感心したのでした。

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■メモしまくる人
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何で話しやすかったのか?


その先生、
僕の話を聞いたり、
質問したりしながら、
僕が話すことをブワーっと
メモしまくるんです。


すごいスピードで、
一語たりとも書き洩らさないぞ、
という勢いで、
髪を振り乱さんばかりに(実際に振り乱してはいませんが)、
おそらく本人にしか読めないような、
流れるような流線形の文字で、
紙に書きまくるんです。


その様子が、
ものすごく僕に安心感を与えてくれるんですね。


「あ、この人、オレの話をすごく真剣に聴いてくれている・・・」
というメッセージがビンビンに伝わってくるんですよ。


これ、話す方はものすごく嬉しいし、
この人を信用してもいいのかな、
と思わせてくれます。


全身で聴くってこういうことなんだな。
それがよくわかりました。

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■身体から発するメッセージ
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相手と商談したりミーティングしたりするとき、
メモを取りながら相手の話を聴くということは、
思った以上に大事。


非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)と言いますが、
しゃべらずとも、
身体から発するメッセージが、
相手との関係性を構築する上で、
めちゃくちゃ重要なんだな、と。


仕事で、
パソコン打ちながらのミーティングというシーンが増えていますが、
アレ、
どうしても「よそ事をしている感」が出ますよね。
効率優先の冷たい印象を与えます。
そういう人に話すとき、
こっち向いてくれ~!と心の中で叫んじゃいます(笑)。。


部下やお客さんとの関係性をもう一段レベルアップしたいと思うならば、
一回、
ブワ―っとメモしまくりながら相手の話を聴く、
というのを試してみて欲しい。


これ絶対、効くと思う。


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■自分レベルの視点で
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自分レベルではいかがでしょうか?


僕たちは非言語コミュニケーションを意識しているだろうか。


僕たちはしゃべっていなくても、
相手にメッセージを発信しているのだということを、
忘れていないだろうか。


そこに居るんだけど、
どう「居る」のか?が大事。


相手を理解しようとして「居る」のか、
単に自分の仕事をやっつけるためだけに「居る」のか。


相手には伝わっています。


いやむしろ、
言葉よりも雄弁に自分の意思が伝わってしまう気もする・・・。


仕事もプライベートも、
すべてはコミュニケーションで成り立っている。


そしてコミュニケーション上手は「聞き上手」であることを、
もう一度意識してみる必要がありそうです。
メモをしまくる臨床心理士さんに学びました。


僕もやってみます。
ぜひあなたも。


応援しています。


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■編集後記
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6月ですが、
30℃を超えることが普通になりましたね。
今日も暑くなりそうです。
皆さん、気をつけて。
僕もバテないように、頑張ります。

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