2016/12/02
第607号【半年であきらめるな】
==============================
■お客が来ない
==============================
先日、ある女性経営者と打合せをしました。
青い顔をしています。
半年前に店舗を借りて、
あるビジネスを始めたが、
お客が来ない。
チラシを打ったり、
ポスティングしたり、
ホームページを開設したり、
ブログを書いたり。
あれこれやったが、
お客が来ない、と。
それでいよいよ資金が苦しくなってきて、
焦るばかり。
相談できる人もいなくて、
1人で悶々と考え、
悪いイメージばかりを膨らませています。
==============================
■今から出来ることに集中する
==============================
明らかに準備不足だったようです。
その場所でそのビジネスが成り立つかどうかをテストすることなく、
不動産会社と契約し、
始めてしまった。
その後、立地的にいろいろと問題があると感じ始め、
自分の考えの甘さに気づき、
事業の方向性に迷いが出て来ています。
しかし、もうスタートしてしまっているのですから、
後悔しても仕方がありません。
今から出来ることを考え、
集中的に行動するしかありません。
起業家としての資質が問われるのは、
まさにここからです。
==============================
■最低2年
==============================
事業が軌道に乗るまでには、
ある程度の時間がかかります。
それが半年の場合もあれば、
5年の場合もあります。
僕の感覚的に言えば、
最低2年は必要だと思います。
ですから、
2年間は売上がゼロでも維持できるような資金計画を立てて欲しい。
ここの読みが甘いと、
せっかく始めたビジネスが日の目を見る前に頓挫します。
その女性経営者には、
今すぐできることをリスト化し、
それを1つずつ、すぐに実行するようにアドバイスしました。
少し笑顔が戻ったように見えました。
==============================
■自分レベルの視点で
==============================
自分レベルではいかがでしょうか?
起業をしたり、
新しい事業を始めたりする時、
十分な資金計画を立てることは重要です。
誰にも知られていないビジネスを知ってもらうためには、
宣伝広告もしなければなりません。
それにはある程度のお金が必要です。
成功するために重要なことは、
成功するまでやめないことだ、
という格言があります。
もちろんその通りだと思いますが、
お金が尽きると、
続けたくても続けられなくなります。
資金計画は、
最悪の状況を見込んで立てるべき。
お金の心配は、
僕たちの冷静な判断を奪います。
そして右往左往し、
事業は迷走します。
そうならないように。
応援しています。
──────────────────────────────
■編集後記
──────────────────────────────
今年も1か月を切りました。
あっという間のような気もしますが、
充実感もあります。
風邪ひかないように、最後まで頑張ります!
中小企業の「New」をサポートする、
レイマック豊田のお試し単発コンサルティング
→https://raymac.jp/consulting/meeting
メールマガジンmail magazine
最近のメルマガentries
コンサルプランconsulting plan
情報発信information