名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2009/05/13

忌野清志郎はロック歌手ではない

キヨシローはロック歌手ではないと思う。

キヨシローはバンドマンだったと思う。

僕は中学の頃からRCが大好きでした。田舎の中学ではRCよりも横浜銀蝿の方が人気がありましたが、僕はRCを聞いていました。昔から少し変わったものが好きだったんだと思います。

高校1年の時、RCが名古屋市公会堂に来ました。それを見に行くためにサッカー部の練習を「風邪」で休んだ。先生にバレないかとヒヤヒヤでしたが、大丈夫でした。その先生はスパルタで有名な鬼監督でしたが、奇しくもキヨシローと同い年。その時確か32、3歳だったと思います。同い年でもエライ違いだな~と思いながら、コンサートを見たことを思い出します。

RC休止後のキヨシローももちろん好きで、何度かライブにも行きましたが、個人的にはやはりRCのころのキヨシローが好きでした。バンドの一員であることがカッコイイという意味で、自分のことをバンドマンだと言っていた人でした。

「よおーこそ」という曲があって、それはバンドメンバーやサポートメンバーを紹介する曲なんですが、これがメチャクチャかっこ良かったですね。バンドの仲間が好きなんだな、ということがすごく伝わってきて、こっちも嬉しくなるような感じがしました。この曲はTV「堂本兄弟」のオープニングでキンキキッズがパクッて(カヴァー?)いましたね。業界にもファンが多いRCでした。

ソロのミックジャガーもいいけど、やっぱりストーンズのミックジャガーの方がカッコイイというのと同じ感覚。

マスコミが大騒ぎするのを見て少し驚くと同時に、「ロック歌手の清志郎さん」と紹介されることに違和感を感じました。(ロック歌手?この妙な日本語はヒドイです。)

偉大なバンドマンが亡くなりました。

この悲しさは言葉では表せないです。

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