2017/12/13
3億5千万円を稼ぐ「振り返り」
愛知県名古屋市で中小企業の売上増加を支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人です。
■経営計画を作る意味
経営計画は必要か、という問題。
必要だ、と思います。僕自身も、クライアントに言うだけでなく、自分でも作っています。
まず、計画を作るだけで、物事はその方向に進みだします。特に組織を動かす場合には、どこへ向かうために何をするのかについて、組織員に伝えることは大きな意味があります。
進む方向が分かった上で仕事をするのと、どこに行くのか分からないまま仕事をするのとでは、おのずと成果において大きな差が生まれます。
つべこべ言わずに目の前の仕事をやれ、と言われるのと、これを達成したいので、こうしよう、と考えながら仕事をするのとどちらがやりがいを感じるのか、あるいはどちらが人間らしいのか、という問題でもあります。
■何を書くか
計画には何を書くべきか?
絶対に書いて欲しいのは、自分たちの顧客は誰で、その顧客はどんなニーズやお困りごとを持っているのか、ということです。
そして、そのニーズやお困りごとなどの「問題」をどのように解決するのか、ということです。
さらにその際、自分たちの強みをどう活かすのか。あるいは、何が足りなくて、それをどう補強するのか。
それをどのようなスケジュールで実行していくのか、を計画書に書いてください。
■振り返りが自分を育てる
計画なんて立てなくても、大きな成功を手にしている人はいます。そういう人は、天才かもしれない。
しかし、我々凡人は、やろうと思うことを計画し、実行し、振り返る、ということを繰り返さないと、なかなか前に進まない。
特に「振り返る」というところが重要です。
何が良くて、何が悪かったのか。振り返りながら自分と対話する。振り返りは、基準となる「計画」があるからこそできることです。計画とは目指す姿、あるべき姿、なりたい姿を示すものでもあります。
特に組織を運営していく際には、みなの共通の基準となる計画がないと、適切な振り返りができず、結局、同じ場所でグルグルしていることになりかねません。
■自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか?
みなさんは、今年のお正月に何を思いましたか?
どんな目標を思い描きましたか?
それを覚えていますか?そして、毎日、その目標と今日の行動のギャップを振り返っていますか?
3億5千万円で契約更改した横浜ベイスターズの筒香選手は、毎日夜10時から夜中の2時までの4時間(!)、一日の振り返りをし、翌日にやるべきことを考えるのだそうです。
その4時間が「あっという間」に過ぎるのだそうです。それくらい集中して考えるんですね。
おそらく筒香選手の中にもあるべき姿やなりたい姿という基準があり、それとのギャップについて振り返り、ギャップを埋めるための行動について考えているのだと思います。
計画、実行、振り返り。
これを回し続けること。
地味ですが、積み重なると大きなパワーとなります。
コツコツ流パワー。
応援しています。
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(みなさんこんなことを相談しています。)
・今後の目標と計画を立てたいので聞いて欲しい。
・新しい取り組みをしたいが、何から手を付けてよいか分からない。
・コンサルタントとして起業したいが、稼げるかどうか自信がない。
・家業を継いだが、赤字状態なのでやり方を変えたい。
・紙・WEB上の販促ツールの作り方・使い方のポイントを教えて欲しい。
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