名古屋の経営コンサルタント　レイマック

2012/04/06

第364号【女性社長の時代？】

◎今週のメルマガ　【女性社長の時代？】

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■社長は男がいいのか、それとも女がいいのか
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中小企業では、夫婦で経営をしている会社が多く見られます。

僕のクライアントでも、夫婦で相談しながら会社を回しているとこ
ろがたくさんあります。

そういう会社とお付き合いする中で、男性と女性では、どちらが社
長をやるのがいいのだろうか、と時々考えます。

当たり前のように男性が社長をやっているケースが多いのですが、
果たしてそれがベストなのか。女性がやった方が上手くいくこと
があるのではないか、と考えてしまうのです。

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■女性が持っている危機察知能力
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原始の時代、男は狩りに出かけ、女は家を守りました。

男は遠方の獲物を探すため、遠くを見る目、つまり長期戦略的に物事
を考える力が養われました。一方、女は男が留守の間、外敵が襲って
こないかと気を配りながら、食べられる木の実を見分けて採集する。
その結果、細かな観察力が養われたそうです。

中小企業を見てて思うのは、男性の社長はなかなか変化しようとし
ないこと。じっくり物事を調査したり、社員の意見を調整をした後
でないと動かない。動けない。物事を分析的に、長期的に考えよう
とするわけです。

一方で、奥さんである女性は、すぐに動いて変えようとする。

じっくり考えてばかりで動かない男（社長）を見て、女（奥さん）
はイライラする。なぜ、早く行動に移さないのかと。女性特有の
危機察知能力を発揮して、迫り来る危機に素早く対処したいと思う
わけです。

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■直感でいいから、まず行動してみる
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どちらの意見も間違っていない。

しかし、現在は決して安穏な時代ではありません。危機が迫ってい
る時代と言ったほうが正しい。

こういう時代においては、男性の「遠くを見る能力」よりも、女性
の「迫り来る危機を敏感に察知する能力」の方が、時に重要なこと
があります。

事実、女性が発している意見は、すこぶる真っ当に聞こえます。

「考えるのもいいけど、いつまで会社がもつのかしら」

とにかく、行動しなければ次のステップも見えてこない。まずは行
動せよ！と訴える女性の危機察知能力に耳を傾けてみては？と思う
今日この頃なのです。

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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか？

僕は、夫婦で仕事をしているわけではありませんが、時々仕事のこ
とで奥さんに相談することがあります。

仕事の細かい内容までは理解できませんが、何度かはっとさせられ
る、直球の意見を言ってもらえます。直感で答えているんでしょう
ね。

長期的なことは男性が考えて、直近の差し迫った問題に関しては、
女性の直感を信じて行動する。お互いの得意なところを活用する
ことで、チームとして最大のパフォーマンスを得る。

昔から、こういう役割分担があったのだと思います。

危機や不安が蔓延し、一寸先が読めないこの時代。

こういう時代においては、女性の直感がよりいっそう必要とされる
ことになるにかもしれません。

女性の社長が会社を建て直し、業績を伸ばす時代が来ているのはな
いかと思うのですが、いかがでしょうか。

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■編集後記
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す。利益が出るビジネスモデルをどうやって築くのか、について事
例を交えながら解説いたします。興味のある方は是非、ご参加を。

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（第３６４号終わり）

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