2011/09/20
ワクワクが成果を生む
豊田です。
先週配信したメルマガの反響が高かったので、ブログでも紹介します。
メルマガ335号 【ワクワクが成果を生む】
■起業成功のポイントは「ワクワク」
先月、愛知県の尾張旭市で自転車タクシー事業を展開する、ホーミーズ代表の高橋綾太さん(27)にインタビューしました。
高橋さんは大学卒業後フリーターになり、ふらふらしていたのですが、ひょんなことから自転車タクシー事業で起業する決意をしました。
貯金が20万円しかないのに、200万円もする自転車タクシーを買っての起業です。「不安はなかったのか?」というこちらの質問に対して、「ないです。ただ尾張旭市で自転車タクシーを走らせたらと思うとワクワクしてしょうがなかった」と言いました。
起業後3年が経ち、業績も毎年前年比をクリアしているそうです。
「起業して成功するにはワクワクすることを追求することがすごく大事です」と笑う若き経営者の言葉が、なぜかすごく心に響いたのでした。
■MVPのPが特に大事
東大卒業後、旭硝子、オックスフォード大学、フランス・ルノー公団などを経て、コンサルティング会社CVAのパートナーとして活躍している今北純一氏も「ワクワク」の大切さを指摘しています。
今北さんは、人間の成長にはMVPが必要だといっています。つまり、M(ミッション)、V(ビジョン)、P(パッション)の3つです。
このMVPの中でP、つまりパッションを持っている人が一番強いのだ、と今北さんは言います。
パッションというのは、理屈ではなく、どこか本能的な部分の好奇心からワクワクするような気持ちです。
このワクワク感を持って仕事に取り組むことが、人間の成長には非常にに重要で、これを持つことで集中力と継続力が自然に得られます。
集中力と継続力があれば、成果が出ないほうがおかしい、ということになるわけです。
■愛される会社になるために
僕が「愛される会社プロジェクト」を始めたのは、日本人は自分が所属している会社を愛していない人が多く、それではお客様からも愛されないだろうと危惧したからです。
自分が愛していない会社を、お客様が愛してくれるはずがない。
これは僕自身が会社員時代に痛切に感じていたことです。自分自身が抱えていた問題だったのです。
自分の会社を愛するためには、その会社での仕事にワクワクして取り組むことが不可欠です。ワクワクして取り組めば、成果も出やすくなります。
社員がワクワクして仕事をしている会社になれば、お客様からも、取引業者からも、地域社会からも愛される会社になるでしょう。そうなれば、業績が上がらないわけがない、というのが僕の考えなのです。
■自分レベルの視点で
さて、自分レベルではどうでしょう?
今、自分自身は、パッションを持って、ワクワクしながら仕事に取り組んでいるか?
この質問に、僕は幸運にも「Yes」と答えられる環境にあります。
しかし、過去の僕がそうだったように、仕事に対して全くワクワクできないし、パッションも無い、という人も多くいると思います。
この状況を変えるための即効性のある解はなかなか見つからないと思います。
ただ見つけるための努力は必要です。自分は何をしているときが最も楽しいのか?時間を忘れて取り組んでしまうものは何か?を一生懸命に考えるのです。
何かを作っているときか?人と接しているときか?考えているときか?書いているときか?話しているときか?動いているときか?静かにしているときか?
とにかく自分が集中できるもの、ワクワクできるものの、どんな小さなヒントや手がかりでもいいので是非見つけてみてください。
見つけたらそれを大事にし、トライ&エラーで徐々に大きく膨らませてみてください。
ワクワクしなくちゃ、成果は出ない。
今週末からの3連休、自分は何にワクワクするのか、是非考えてみてください。
(終わり)
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