2011/09/05
フランフランはどこへ行く?
フランフランを運営するバルスがMBOを実施すると発表しました。創業者の高島郁夫社長が設立した会社が160億円を投じて全株式の取得を目指すのだそうです。
MBOとはマネジメント・バイ・アウトの略。経営陣を中心としたメンバーがお金を出して、自分たちの会社を買収することです。
これによって、株主から圧力を受けることなく、自由に経営をすることができます。国内販売が震災の影響で不透明の中、海外展開を急ぎたい同社の事情があるようです。最近ではTSUTAYAのCCCもMBOを実施し、経営の自由度を確保する動きをしています。
MBOを実施した後は、非上場化するのが一般的な流れですが、新聞報道ではまだそこまでは触れられていません。
高島社長が書いた『フランフランを経営しながら考えたこと』を以前読みましたが、常識にとらわれない斬新なアイデアと溢れんばかりのバイタリティで事業を成長させていく高島社長にお話はとても印象的でした。
自由な発想でフランフランを成長させてきた高島社長にとって、利益にしか興味が無い「もの言う株主」の存在は煙たかったのかもしれません。
自分がやりたいことをやるために、MBOしちまおう。
そう考えたのではないか、と思います。
どこに行きたいかは、心が知っている。(by スティーブ・ジョブズ)
さてフランフランはどこへ行くのか。
今後の高島社長率いるフランフランの動きに注目したいと思います。
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