2010/10/01
第285号 【投資しなければ成長はありえない】
今年も残り3ヶ月。年始の目標を改めて見てみました。できていな
いことが結構ありますが、あと3ヶ月、ラストスパートをかけます!
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(連続285週間、無休で発行しています。食欲の秋♪)
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◎今週のメルマガ 【投資しなければ成長はありえない】
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■成長するためには投資が必要
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この先、どのように成長していけばいいのか?
どうやったら成長していけるのか?
このような疑問や不安を持っている経営者は多いと思います。
中小企業がなかなか次のステージへと成長していけない大きな理由
の一つは、投資をしていないということです。
投資というのは、リスクと隣り合わせです。当然リターンがゼロの
場合もありますから、資金に余裕が無い中小企業においては、躊躇
せざるを得ないのかもしれません。
あるいは、そもそも儲かっていないのだから、投資なんてできるは
ずがない!とはなっから決め込んでいるのかもしれません。
しかし、リスクをとらずに、成長を望むことはできません。これは
規模の大小を問わず、どんな会社でも同じです。
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■計画的に投資しているか
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例えば、商品開発に対して、投資しているか。新しい商品の開発に
お金を投じていかなければ、やがて既存商品の競争力が薄れた時、
一気に窮地に追い込まれます。
どんな商品・サービスでも、必ず陳腐化します。それに変わる商品
を開発し続けることは、継続企業である限り避けて通れません。
広告宣伝への投資はいかがでしょう?広告宣伝費はコストだと考え
て、予算を極力取らない会社がありますが、宣伝しなければ売れる
ものも売れません。
「広告なしで事業を営むのは、暗闇の中で女の子にウインクするよ
うなものだ。何をしているのか、自分にはわかっている。だが、他
人には全くわからないのだ」(スチュアート・H・ブリット)
と指摘する専門家もいます。
それから、人への投資。中小企業の場合、ほとんどここに投資して
いません。
採用、教育訓練、能力開発・・・。
人への投資というのは即効性はないものの、いつか必ず芽を出しま
す。ここに投資できるかどうかで、会社が成長できるかどうかが分か
れると言っていいほど、大きな要素の一つです。
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■粗利益を未来に向けて配分するという発想
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投資について考えるということは稼いだ粗利益をどのように配分
するかを考えることです。
粗利益から固定的な経費を差し引いて、余ったお金で投資をしよう
と考えていると、絶対に投資できません。保証します。
まず、投資すべき項目と予算を確保し、その後、残ったお金で固定
的な経費を賄うという発想の転換が必要です。そのため、必要な粗
利益を稼ぐために、経営者は必死にならなければなりません。
この発想の転換ができないと、いつまでたっても会社を成長させる
ことはできません。逆説的に言えば、難しいからこそ、多くの会社
が成長できずまま、そこに留まっているのです。
だから、あなたが真っ先に取り組む価値があるのです。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
自分の成長のために、本、セミナー、資格取得講座などに投資して
る人は多いと思います。
では、広告宣伝についてはどうですか?
個人のブランディングというものは良く聞きますが、そのために広
告宣伝費を使うという発想はあまり無いようです。
しかし、自分を表現したデザインの名刺を作るとか、ロゴマークを
作るとか、ホームページを作るといったことにかかる費用も広告
宣伝費です。無料のブログやツイッターなどのツールに対し、「時間」
を投資することも、広告宣伝への投資と言えるでしょう。
広告宣伝でブランディングはできないという主張ももっともですが、
ブランディングしていく過程で「広く認知される」ということは
とても重要です。
成長のために、お金と時間を投資する。
会社にとっても個人にとっても、非常に重要なことだと思います。
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■編集後記
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中国といい、ロシアといい、領土問題で日本への揺さぶりを強化し
ているように見える今日この頃です。これらの問題を見ていて、国
と国との関係において、WIN-WINというのはありえないのか?
ということをずっーと考えていました。「相手を勝たせては損だ!」
と叫びながら圧力をかけてくる中国を見て、「7つの習慣」のコヴィ
ー博士は何と言うか。
(第285号終わり)
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