2010/10/05
リズリサよりもブルムンがクールなの(中2女子談)。
中2女子の姪のお気に入りブランドは、ブルー・ムーン・ブルー(BLUE MOON BLUE) だそうです。
通称“ブルムン”と呼ぶらしい。
少し前まで、ゲームとアニメにしか興味が無かった彼女ですが、今はファッションに夢中のようです。
以前のお気に入りは、リズリサ(LIZ LISA) というブランドだったはず。しかし、今は“ブルムン”がクールなんだそうです。
大人(オジサン)が見る限り、リズリサはもろフェミニンなフリフリキラキラで、ブルムンはサーフ系であっさりした感じ。
これがリズリサ。↓
これがブルムン。↓
リズリサは、イオンなんかのショッピングセンターにもたくさん出店していて、彼女にとっては「やや露出しすぎて飽きてきたブランド」、という位置付けでしょうか。それに対してブルムンは、名古屋にはまだ数店あるのみ。
以前は好きだったブランドも、有名になりすぎてみんながみんな着ていると、途端にダサくなってしまうことってありますよね。そんなとき、ややマイナーなブランドが「クール」に見えるというのはよくあること。
“ブルムン”はそんなアンチ主流派のティーン女子のハートをつかんでいるようです。
しかし、Tシャツ3000円とか、中学生が着るには安くない価格です。親は大変ですね~。
トンガリたいばっかりの中2にとっては、安いけど個性に乏しいユニクロに群がる大人のことなど、全く理解できないのでしょうね笑。
強いブランドを構築できれば、多くの顧客をひきつけることができます。しかし、強すぎる1位ブランドに反発する「アンチ派」も必ず存在します。
中小企業は、強いブランドを持つ大企業を前にあきらめるのではなく、小さくとも自分たち自身のブランドを磨き続けることが重要です。必ずアンチは存在します。その層の受け皿になることで、マーケットを獲得することは可能です。そう、ブルムンのように。
しかもアンチ同士の結束力は強い。
是非、自分の会社で応用できないか、検討してしてみてください。きっと何かヒントがあるはずです。
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