2010/10/02
吉野家の肉まんとタレント議員
豊田です。
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9月1日から、吉野家ブランドの肉まんを山崎製パンがダブルブランドで市場投入しています。
今日、食品売り場で実際に並んでいるのを発見しました。
ちょっと前、敷島パンと男前豆腐が組んで、男前豆腐ブランドのクリームパンを出したり、最近では居酒屋の山ちゃんが、手羽先味のじゃがりこを出したりしています。
有名な飲食店などが、そのブランド力を生かして流通商品を投入してくる例はたくさんあります。
ブランドの強さで他の同類商品と差別化し、消費者に選ばれやすくしようという作戦です。
吉野家は冷凍の牛丼パックなども販売しており、そのブランドの強みを現金化するのに躍起になっているようにも見えます。
この種の商品を見ていますと、選挙になると出てくるタレント候補者を思い出します。
中身はさておき、とにかく知名度(ブランド?)は高いので、目立ちやすい。
そして、うまく演出できれば、選ばれやすい。
しかしタレント議員にしろ、吉野家の肉まんにしろ、大切なのは中身。ちゃんとした実力でもってリピートを生み出すことができるか?がシビアに問われます。
結局、一発屋で終わるか、定番商品になれるかは、実力次第なのだという当たり前の事実に気づくのです。
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