2010/07/23
第275号 【良さそうに見せることが大事】
本当に暑い日が続きますね。仕事の後のビールが美味いです。でも
熱中症には気をつけないといけませんね。
(連続275週間、無休で発行しています。子供達は夏休みです)
◎経理代行+財務アドバイスパック
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◎印刷会社向け業績アップハンドブック
https://raymac.jp/printing
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■打てば分かる
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「とにかく一度、打ってくれ」
これ、最近出たミズノのゴルフクラブのキャッチコピーです。
打ってもらえば、その飛距離のすごさを実感できます、というのが
同社の主張です。
ゴルフ用品ブランドとしては今ひとつ地味な印象があるミズノですが、
そのジャパンブランドの品質の高さを訴えたいという気持ちが、この
コピーに表われています。
いや実際、飛ぶみたいですよ。
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■他社の商品も、使えば良い商品
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実は、「使ってもらえすれば、うちの商品の良さは分かってもらえま
す」とは、どこの会社も言うのです。
先日もあるクライアントから同じことを言われました。もちろん、
本当に良い商品なのですが、残念ながら競合するライバル社も同じ
ことを言っているのです。
きっと、あなたの会社の商品も良い商品なのでしょう。使ってもらえ
ればそれは分かるのだと思います。
でも売れない。お客様は買ってくれない。
なぜか?
それは、他社も良い商品だからです。お客様からは、その違いが
良く分からないのです。
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■良さそうに見せる
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では、どうすれば良いのかというと、使う前から良い商品だと分か
ってもらうようにするのです。
使う前から、めちゃくちゃ良さそうに見せることですね。
そのためには、商品へのこだわりや、開発にまつわるエピソード、
どんな人がどんな思いで作り、どんな思いで売っているのか、などの
いわゆる「ストーリー情報」を発信する必要があります。
そしてその商品がなぜ良い商品なのか、その「証拠(裏づけ)」を見せ
ること。
例えば、
・実際に使った人からの喜びの声が大量にある
・何かの賞の受賞実績がある
・資格を持った社員が存在している
・会社の歴史が長く、たくさんの実績がある
・有名人からの推薦文がある
などなどです。
お客様は本当に疑い深いし(自分を振り返ればわかりますよね)、
世の中には似たような商品が溢れかえっています。その状況の中
で選ばれるためには、「ストーリーと証拠」の情報を発信し、良さ
そうな商品にみせることが非常に重要なのです。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
みなさんも、自分のことを、知ってもらえすれば自分の良さを分か
ってもらえるはずだ、と思っているのではないでしょうか。
話せば分かる、ということです。
しかし、話したり知ってもらう前に、既に白黒つけられているとし
たら、ちょっと恐いですよね。
「アイツなんか嫌だな」、とか、「豊田さんって、とっつきにくそう」
などと思われているとしたら・・。
そういう事態を避けるためにも、良さそうに見せるという視点は
自分レベルのおいても大事ですね。
表情(笑顔)、身だしなみ、話し方などなど・・。
自分を「良さそうな人」に見せる工夫をすることも、時には必要
なのだ、と最近思います。
(でも必要以上にニコニコしている人も気持ち悪いので、ほどほどに)
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■編集後記
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来月の愛P勉強会は、財務をテーマに行ないたいと思います。なる
べく初歩的なところから解説するつもりです。財務が分かると、世
の中の企業の動きが見えてきたりします。興味ある方はご参加くだ
さい。 https://raymac.jp/saishinbenkyokai
(第275号終わり)
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