2010/05/21
第266号【もっと人に好かれるためには】
6月16日の勉強会は、「リーダーシップとモチベーション」をテー
マに開催します。経営者ネットワークを使ってリーダーシップに
ついて質問したり、関連書籍を読み漁っています。
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■人に好かれるためは?
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人に好かれるためには、まず相手に関心を寄せることだ、とデー
ル・カーネギーは著書『人を動かす』の中で述べています。
人間はそもそも、他人のことに関心を持たない。ひたすら自分の
ことに関心を持っている。
ゴシップや他人のことが気になる時と言うのは、自分と比べて他人
はどうなのか、を計っている。そこでも起点は自分です。
ニューヨークの電話会社が、「どんな言葉が最も使われているか」
について調査したところ、ダントツで「私」だったとか。
そこまで自分に関心がある自分に、関心を寄せてくれる希少な人
に対して、私たちは関心を寄せるようになる、ということです。
自分を愛してやまない僕たちは、自分に関心を寄せてくれる人を無
条件に好きになってしまう、ということなのです。
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■お客様に関心を寄せる
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企業が商品やサービスを売ろうと思うのであれば、まずお客様に
関心を持たなければなりません。
お客様はどんな人か、どんな生活をしているのか、どんなことに
関心を持っているのか・・。
これらを知って初めて、お客様に関心を持たれる商品やサービス
を開発し、提供することができるのです。
但し、人々のニーズが多様化する現代において、全ての人の(会社の)
関心を引くことは不可能です。ゆえに、こちらが関心を持つべきお客
様のタイプを定めなければいけません。
ターゲットを絞り、その層に関心を寄せ、関心を引く。
費用対効果を上げるためには、「絞る」がとても重要になります。
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■理解される前に、理解する。
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社長と社員との関係においても、相手に関心を持つことは重要です。
社員のA君は、どんな人物か、何に興味があるのか、どんな目標を
持っているのか、どんな悩みがあるのか・・。
リーダーとして、これらに関心を持つことは重要です。社員に関心
を持って初めて、社員に慕われるリーダーになり得ます。
逆も真なり。
社長は、何に興味があるのか、どこに向かおうとしているのか、社
員にどう行動してほしいのか・・。
これらに関心をもつことで、社員は社長のことが理解でき、社長か
らも理解されることができるのです。
お互いに関心を持ち合うことで、会社内のコミュニケーションは
劇的に改善し、生産性は大きく高まります。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
なぜ犬がペットとして人気なのかと言えば、犬はご主人様に対して
無条件の関心を寄せてくれるからだそうです。
こちらが近付くだけでしっぽを振って大喜び。そんな愛情表現を
されたら、その犬を好きにならずにはおられません。
犬は、ただご主人様に愛情を捧げるということだけで、人間社会
で現在の地位を築いてきたのだそうです。
さて、人間。
最近大流行のツイッターを見ていると、みんな「私に関心を持って!」
と叫んでいるように見えます。(もちろん僕も含めて!)
フォローミー、フォローミー、フォローミー。
相手に関心を寄せてあげれば、相手からも関心を寄せられ、好かれ
るようになる。
それは、夫婦間、親子間、友人間、そしてツイッターの世界でも
同じことだなんだろうな、と思います。
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■編集後記
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サッカーワールドカップが近付いていますが、世間は静かですね。
国民が少しワールドカップに飽きてきたのか、南アフリカが遠すぎ
るのか、岡田監督が暗すぎるのか、とにかく寂しいですよね。サッ
カー好きの僕としてはもっと盛り上がって欲しいのですが・・。
(第266号終わり)
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