2010/04/23
第262号【リーダーは、ブレないこと】
GW間近です。なんとなくウキウキしますが、ふとわれに返れば、
もう5月なんですね~。やるべきこと、やれていますか?
(連続262週間、無休で発行しています。花がムズムズ・・)
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■ブレブレの首相
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普天間問題、高速道路料金の見直しなどで、方針がブレにブレまく
る鳩山首相。
新政権発足当初は、僕も含めて国民の多くが期待しましたが、最近
の度重なる迷走ぶりには、正直ガッカリしてしまいます。
連立政権のしがらみ、アメリカからの圧力、小沢幹事長との力関係
など、物事を簡単には運べない複雑な事情があるのでしょうが、こ
れだけ方針が二転三転すると、リーダーとしての資質が疑われる
のは避けられません。
大変な仕事だということは分かっています。しかしその中で皆を
納得させて引っ張っていくためには、一本筋の通ったブレない姿勢
を見せることが求められます。
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■ベンチャー社長のリーダーシップ
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一昨日、レイマックプレスの取材で、株式会社メディアサポートの
横田社長にインタビューしました。
同社は、霊柩運送事業で急成長し、昨年11月にグリーンシート市
場に株式を公開しました。3年後のマザーズ上場を目指している、
名古屋の注目のベンチャー企業です。
その横田社長にリーダーとして重要なことを聞いたところ、
「ブレないこと」
と一言。
リーダーがブレなければ、必ず社員はついてくる。ブレてしまえば
組織は崩壊する。
株式上場に向けて突っ走るベンチャー企業の経営者の、走りながら
得たリーダーとしての言葉。とても重かったです。
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■理念がブレを無くす
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企業のリーダーがブレないために、経営理念を活用するべきです。
理念を明確にし、目標を立て、それに向かって行動を統制していく。
迷った時には理念に戻る。理念に反することは絶対にやらない。
何かを決めるときリーダー自身も分からないときは、「分からな
い」旨を社員に伝える。そして分かった時点で修正を加える。
決してごまかしたり、知ったかぶったりしない。
このような一貫性のあるブレない姿勢を経営者が見せることで、組
織は一つにまとまります。
理念を明確にすることで、ブレない姿勢を貫くことができます。
(愛される会社になるためにも、重要なことです)
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■自分レベルの視点で
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さて、自分レベルではどうでしょう?
子供を育てる時にも親のブレない姿勢は重要です。
子供に「寝転んでテレビを見るな」と言っておきながら、自分が
寝転んで見ている親(豊田)。
「おもちゃを片付けなさい」と言っておきながら、自分の机の上
は散らかりっぱなしの親(豊田)。
子供は親の「ブレ」を見逃しません。ブレがあると、リーダーシッ
プはたちまち効かなくなります。(つまり、なめられる)
家族のリーダーとして、どんな理念を設定するのか。そして、どの
ように実践していくのか。
ブレないために、
総理大臣も、経営者も、子を持つ親も、
やるべきことは同じです。
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■編集後記
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髪を切りに行ったら、新入社員が配属されていて、緊張しながら
接客してくれました。こっちも緊張しますね・・。でも、頑張って
仕事を覚えて、早く仕事の楽しさを感じてもらいたいですね。
(第262号終わり)
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