2008/01/11
第143号【自分を知ることで強くなる】
今年から朝型に生活習慣を変えようと思い、夜11時に寝て、朝6時
に起きて仕事してます。今のところ継続している(!)豊田礼人
です。
ということで、本日のメルマガをどうぞ!
(連続143週間、無休で発行しています!ちょっと眠いけど、頑張り
ます)
◎ブログ書いています。↓↓↓
ブログ『サンボー豊田礼人の散歩 a GO!GO!』
http://raymac2.exblog.jp/
◎ホームページへも、是非。↓↓↓
公式サイト
『◎売上増加のキーワードは、整理整頓です
~戦略を立てるのは、その後で~』
https://www.raymac.jp
===============================
■丸ちゃんの迷い
===============================
アメリカのゴルフツアーでプレーする丸山茂樹選手がTV番組でイン
タビューに答えていました。
丸山選手はアメリカツアーで過去に3勝の実績がありますが、ここ最
近は思うような成績が残せず、ギリギリでシード権を獲得するという
形で昨シーズンを終えました。
不調の原因はケガなど色々あったようですが、本人曰く、一番の理由
は「迷い」だったそうです。
丸山選手のドライバーの飛距離は277ヤードで、アメリカツアーの
参加選手の平均である287ヤードよりも劣っています。タイガーウ
ッズなどトップクラスの選手は300ヤードを超えますから、これは
大きなハンディキャップです。
とはいうものの、もともと丸山選手は「飛距離」ではなく、「小技」で
戦ってきた選手。飛距離に差があることはアメリカに来た時から分かっ
ていたことです。その得意な小技を駆使して3勝することもできたの
です。
しかし、知らず知らずのうちに自分の「強み」を見失い、弱みである
飛距離を何とかしなければと迷い、フォームを崩し、体を痛め、成績
も急降下してしまうという悪循環に陥り、なかなか抜け出せなかった
のです。
===============================
■自分を知ることで、強くなる
===============================
で、気づいたのです。「自分の強みを活かさなければ勝てない」と。
自分の強みを知ることで、さらに強くなれるのだ、と。
現にデータを調べてみると、丸山選手と同じくらいの飛距離の選手で
も、コンスタントに優秀な成績を残している選手はたくさんいたので
す。
自分に無いものを追い求めて「迷う」よりも、自分のことをよく知り、
戦略を固めて試合に挑んだ方が、断然上手くいく。
このことに気づいた丸山選手は、シーズン終盤から調子が上がり始め、
シード権を守ることに成功したのです。
同じプロゴルファーとして丸山選手はタイガーに嫉妬したことでしょう。
自分ももっと飛距離があったら、負けないのに、と。でも、丸山選手は
タイガーにはなれない。その代わり、自分にしかない強みがあるのです。
自分を取り戻した丸山選手の来シーズンの活躍がとても楽しみです。
(本当に頑張って欲しい!)
===============================
■会社の中に必ずある強み
===============================
自社の強みをよく理解していない会社も多いんです。
「うちに強みなんてないんですよ。」
とおっしゃるんです。社長さんが。
それで、強みを理解しないまま、何か儲かるネタは無いかと右往左往
しているのです。バブル期にはそういう会社が不動産投資に走り、そ
の多くが不幸な結末を迎えたのです。
でも、本当は何か強みが絶対にあるはずです。でなければ、今現在
も営業を続けられているはずがありません。何か良いところがある
から、お客様はお金を出して買ってくれているのです。何もなければ
とっくの昔に他社に流れているはずです。絶対に何か理由があるは
ずです。特長みたいなものが。
それが何かをまず知る必要があります。分からなければお客様に聞く
のが一番良いのですが、普段営業マンがお客様と話している会話の中
にもヒントがあるはずです。たとえば、「ウチは自社便で納品するので
、納品の確実性だけには自信があるんです」とか、「ウチの事務の女性
はホントに明るくて、いい人ばかりなんですよ。だから気軽に注文や
変更の電話をかけてくださいね」とか。
こういう何気ない会話の中に、強みが隠れていたりするのです。こう
いうことに気づいていないだけなんですよ。気づけば、そこに時間と
資金を投入してより強いものにしていけばいいし、その強みの内容をホ
ームページなどでアピールすれば、立派な「販促ツール」として活用
できます。
こういう小さな自社内の情報に常に目と耳を向けてキャッチし、磨き、
そして販促に活用していくことが中小企業にとっては非常に重要なのです。
自分の会社のこと(特に強み!)を知ることで、もっともっと強くなる
ことができるのです。
===============================
■自分レベルの視点で
===============================
さて、自分レベルではどうでしょう?
あなたは自分のことをよく知っていますか?自分の強みを知っていま
すか?
自分の悪いところはよく知っているけど、良いところ(特に強み!)
を知っている人は少ないかもしれません。あるいは、強みなんてない
ですよ、という人もいるかもしれません。
でも、あなたは今まで、何とかやってきています。自分では満足して
いないかも知れませんが、どうにかここまで歩いてきています。そこ
には何らかの「強み」があったからこそ、だと思います。丸山選手で
いう「小技」みたいなものが、あなたにもあったのです。
さてさて、あなたの「小技」は何でしょう?よーく振り返って考えて
みましょう。
それを知ることが、もっと強くなるための第一歩のような気がします。
(自分には無い!と思った人は、仲のいい友人に電話して聞いてみよう!)
===============================
■今週の一冊
『できる社長はネットで売らない』吉本俊宏 著
★★★★☆
===============================
インターネットが普及し「WEB化社会」となった現代において、
中小企業がWEBをどうやって使い、どうやって業績を上げていけば
いいのかを、ホームページ制作会社も経営する著者が鋭く解説してく
れます。決してWEBの技術的な話ではなく、バーチャルな世界とリ
アルな世界をどうやって結び付けて考えるか、ということをベースに
マーケティングの視点をガンガンいれながら、かつ非常に分かりやす
く説明してくれます。中小企業経営に関わる人と、WEBに関わる人
は必読だと思います。ボクも赤線&付箋でぐちゃぐちゃにしてしまい
ました。興味のある方はコチラカラ↓
https://www.raymac.jp
【注】評価基準
★★★★★ 赤線率50%以上 睡眠時間削っても今すぐ読むべし!
★★★★☆ 赤線率30%以上 今読んでる本の次に是非!
★★★☆☆ 赤線率10%以上 まあまあまあまあまあ
★★☆☆☆ 赤線率5%以下 暇をつぶす必要に駆られた時に
★☆☆☆☆ 赤線率ほぼゼロ 立ち読みで可
※赤線率とは、豊田が興奮して赤ペンで線を引く割合です。
※評価はあくまで私見です。ご了承ください。
===============================
■編集後記
===============================
本メルマガ139号の名刺の話を読んでくれた読者様から連絡があり、
ボクの名刺をブログで紹介してくれました。
http://blog.fideli.com/gavarie/
名刺やロゴ制作などを行っているデザインプロダクションさんで、ボク
の名刺を楽しんでくれたみたいです。ありがとうございました!
今年も皆さんに応援されるように「コツコツ」頑張っていきます。
(奥さんに聞いたらボクの強みは「コツコツ」だそうです)
(第143号終わり)
メールマガジンmail magazine
最近のメルマガentries
コンサルプランconsulting plan
情報発信information