2013/06/10
いなくなったヤツよりも、残された人のために
先日、友人が死んだ。がんでした。
彼とは小学校からの同級生で、大人になってからもよく遊びました。酒飲んだり、お茶したり、ゴルフしたり。
会社を経営していたので、時には経営の相談に乗ったり。
子供は小学生と中学生。息子2人。
子供たちとこれから、まだまだたくさんの思い出を作れるはずだったのに、さぞかし悔しかったろうと思う。そして2人の将来を見届けられないことが、心残りだったろうと思う。
その2人の子供は、葬儀ではきちんと参列者を迎え、自分のやるべきことを一生懸命にやっていた。立派だった。
死は、いずれ誰にも訪れるものだから、決して特別なことではありません。
だから、この悲しみをことさら強調するつもりもない。
これを読んで頂いている人の中にも、過去、大切な人の死に直面した経験を持つ人はたくさんいるでしょう。
死は特別なことではない。
ただ、彼の死は、ちょっと早すぎました。
だから、残された人たちの悲しみは大きい。
奥さんは、喪主として、立派に務めを果たしていました。泣きながら、でも力強く、関係者への感謝と夫への感謝の気持ちを僕たち参列者に伝えてくれました。その横で2人の少年は、口を真一文字に結んでいました。
闘病生活がどれほどつらかったことか。本人も、家族も。
これからどうなるのか。すごく不安だと思う。
その不安を、少しでも和らげるために、自分に何ができるのだろうか、と思う。
大したことはできないけれど、何かできればと思う。
いなくなったヤツよりも、残された人のために。(by 忌野清志郎)
これは、清志郎さんが友人の死に直面したときの言葉。
ちょっと冷たく聞こえる人もいるかもしれません。
でも、残された人のために何ができるかを考えて、それをしてあげることこそ、亡くなった人にとって嬉しいことなんじゃないか。
本人がいなくなってしまったことは、本当に寂しい。そして病気が憎い。
でも、時間はどんどん流れます。
新たな現実、新たな日常がまたやってくる。
できることをやるしかない。
応援しています。
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