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豊田礼人の基本的な考え方を
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2006/04/28

第54号 仕事をおもしろく

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■スピード
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世の中には色んなタイプの経営者がいますが、時間管理にうるさい
タイプの経営者は非常に多いと感じます。つまり仕事にスピードを
要求する経営者が多い、ということです。

知り合いのソフト会社の経営者は、部下に向かってはっきりと

「グズは犯罪行為だ」

と言っています。時々僕にもそう言います(汗)。

結論がYESだろうとNOだろうと、とにかく早く結論を知りたがりま
す。その結論をもって次のアクションに早く移りたいからです。そ
れは日々売上を作らなければならない経営者は「時間の貴重さ」を
身をもって知っているからに他なりません。

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■今日は何曜日?
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個人事業主として独りで仕事をし始めたころ、のんびり屋の僕でさえ
売上をつくるため、仕事の質を上げるため、土日・深夜を問わず仕
事をしていました。曜日感覚なんて吹っ飛びます。やるべきことをや
る時間が何より大切になるのです。

完全無欠の週休2日制を謳歌していた頃は、隔週土曜休みの人を見て
は「よく耐えられるよな~」なんて同情していました。

その私がこんな風になるのですから、環境や立場というのは本当に大
きく人を変えるものだと実感します。「時間」の貴重さをヒリヒリする
くらい痛切に感じるのです。

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■止まったら死ぬ
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できる経営者は時間を大切にします。平等にあたえられた時間内で
より早く考え、早く行動すれば、ゆっくり行動している人より多く稼
げると肌感覚で知っているからです。もっと言えば、「止まったら死ぬ」
ぐらい思っている人も多いはずです。

しかし、従業員は違います。誤解を恐れず言えば、「時間を消費」す
れば給料日がくるのです。経営者ほど急ぐ必然性を感じない人が
多くても仕方ありません。

この違いを理解していない経営者は、従業員と上手に付き合えません。
自分と同じレベルの「スピード」を要求するのは、土台無理な話です。
だって時間に対する考え方が全く違うのですから。

日本では成果主義の人事制度が今ひとつ上手くいかない理由はここら
辺りにもあるのかもしれません。思考・行動スピードを上げることに
よって時間あたりの生産性をあげ、より大きい成果を生み出そうという
考え方は、時間消費型の従業員にとっては、全く受付けないシロモノ
です。

「時間を貴重なもの」ととらえる経営者と「時間は消費するもの」と
とらえる従業員。この溝を埋めるにはどうすれば良いのでしょう?

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■仕事をおもしろくする
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それは、「仕事そのもの」のおもしろさを従業員に感じてもらうのが一
番です。お金だけでは人は動きませんが、「おもしろさ」で人は動きます。

仕事をおもしろいと感じさせる取り組みを、あなたの会社は行っている
でしょうか。この取り組みこそ、とても重要な経営者の仕事です。

経営者は安易に自分と同じスピード感を従業員に求めてはいけません。
その前に、仕事をおもしろくしてあげましょう。

おもしろいと、人間は時間を忘れます。曜日も忘れます。お金も忘れます
知らないうちに、スピードも上がってきます。

そして、仕事の品質も上がるのです。

こういう取り組みを地道に、そして真剣に行う経営者が、結局は一番
早く目標地点に到達できるのかも、と思います。

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