名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2019/11/07

生死を分ける考え方とは?

愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田です。

 

 

 

今回のテーマは『生死を分ける考え方』です。

 

 

 

◆夜の霧

 

 

 

以前、ヴィクトール・E・フランクルの「夜の霧」という本を読みました。

 

 

 

 

これは、オーストリアの精神科医・心理学者である著者が、第二次世界大戦中にナチスドイツの強制収用所に入れられた経験をもとに、人間の心理について考察した本です。

 

 

 

収容所での悲惨極まりない日々のできごと、自分の心理の変化、仲間や監督者の心理の変化についての話は、読む者の胸を強く打ちます。

 

 

 

極限の状態で、人間の本性が現れ、精神がどのように破綻するのかについて書かれた、歴史的に意味のある一冊です。

 

 

 

◆未来を信じる者は生還する

 

 

ここで著者は、いつ終わるかも分からない壮絶な収容所生活の中で、最後まで生き延びる者と、途中で精神が破綻して死んでしまう者との差について語っています。

 

 

 

生き延びる者は、未来を信じています。

 

 

 

必ずここから出られる。出た後は、あれをしよう、これをしようと思いを馳せる。妻や恋人、子供たちとの再会を思い描く。こうして未来に夢や希望を持てた者は、悲惨な毎日をやり過ごすことができる。

 

 

 

フランクル自身もその1人でした。収容所を出たら、ここでの経験を精神医学的および心理学的見地から本に書き、大勢の前で公演することを夢見たそうです。

 

 

 

それは現実になり、この本は出版後世界的な大ベストセラーになり、数百万部売れたそうです。

 

 

 

フランクルは、収容所での生活を、いわば「ネタの仕込み期間」と捉え、未来の希望を持ち続けることができたのです。

 

 

 

◆未来を信じられない人

 

 

 

しかし一方で、未来を信じることが出来なくなった者は死んでしまう。

 

 

 

例としてフランクルはある年のクリスマスの出来事について紹介しています。

 

 

 

収容所仲間の多くが、何の根拠も無く、今度のクリスマスにはここを出られるはずだと希望を持った。そして新しい年を愛する家族と一緒に迎えられるはずだ、と勝手に思い込んだ。これは人間の心理としてとてもよく理解できます。

 

 

しかしその希望はかなわなかった。

 

 

 

12月31日なっても何の変化もその予兆もなく、解放の扉が開くことはありませんでした。

 

 

 

夢破れた者たちの多くは、この事実にショックを受け、これを期にバタバタと死んでいったそうです。

 

 

 

あると思った未来が閉ざされたとき、人間は生きる気力を失ってしまい、最悪、死に至る、ということなのです。

 

 

 

◆自分レベルの視点で

 

 

 

自分レベルではいかがでしょうか。

 

 

 

年明け早々、暗い話題ですみません。

 

 

 

しかし、この本は、僕たちが生きていくうえではもちろん、仕事をしていくうえでも、非常に深い示唆を与えてくれます。だからここでシェアせずにはいられませんでした。

 

 

 

この本から僕が改めて学んだことは、置かれている現状をどう解釈するかによって、人間の感情は変わり、気力が湧いてきたり、逆に失せてしまったりする、ということです。

 

 

 

例えば、現状は悲惨でどうしようもなかったとしても、この経験は将来、役に立つぞ、と解釈できたら、エネルギーが湧いてくる。

 

 

 

平たく言えば、「ネタになる」ということです。これくらい、自分を俯瞰して見ることができれば、随分と前に進みやすくなります。

 

 

 

一方で、期待が外れ、「この先もずっとお先真っ暗だ」と解釈してしまったら、生きる力がしぼんでしまいます。

 

 

 

要は、同じ事実を前にしても、どう解釈するかで結果は変わってくる、ということです。

 

 

 

今年も、良いこと、悪いこと、いろいろなことが僕たちに起こります。

 

 

 

例えどんな最悪なことが起ころうと、未来を見て、「これはネタになるぞ。ウヒヒ」と言ってやり過ごせたら、いいですよね。

 

 

そんな感じで、いきましょう。

 

 

 

応援しています。

 

 

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