2024/09/18
ミーティング前の雑談が果たす役割
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田です。
経営層と一般社員の方と混合で経営上のテーマについてミーティングすることがあります。今日訪れた会社も、定期的にそういうミーティングをしているクライアントです。戦略を考える経営層と実行部隊でもある社員さんたちが議論するミーティングに、外部コンサルタントである僕が入ることで、しがらみのない客観的な視点が入り、議論が活性化されることが期待されています。
ミーティングルームに少し早めに入ると、社員の方がミーティングの準備のために既に先に入っていました。経営層はまだ来ていない。
そこで、社員の方と雑談。天候のことから始まって、休暇の過ごし方や趣味のことなど。時間にして５分から１０分程度ですが、その短い時間で、ぐっと距離が縮まったりもします。仕事の話もあまりツッコみ過ぎない程度に話したりもします。
一般の社員さんにとって、コンサルタントってかなり面倒くさい奴だと思うんです。急にやってきて、アレコレと仕事のやり方に口をはさむわけですから。それが仕事だからしょうがない部分はありますが、煙たい存在ではあるでしょう。煙たがられてなんぼ、ですから（笑）。
しかし、業績を向上させたいと思いは一緒のはず。なので、僕はなるべく社員さんともコミュニケーションを取って、少しでもお互いの理解を深め、仕事が進めやすいように関わっていくようにしています。煙たいけど、こいつの言うことなら、ちょっとやってみようかな、と思ってもらえたら嬉しい。
僕は黒子、主役はその会社であり、そこで働く人たち。その人たちが力を発揮することなしに事業がうまくいくことはありません。その力が正しい方向に向かって使われるように、道先案内を正しくすることも、僕の重要な役割です。
異物（第３者）が入ることで、普段使わない脳みそを使ってもらう。脳みそをシャッフルしてもらう。そこから、新しいものが生まれたり、やる気スイッチが入ったりもします。今日も、そういう役割を果たせたかな？と独り反省会をしながら、帰途に就きました。
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