2020/10/21
ワインづくりに生きる夫婦
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田です。
今回のテーマは【ワインづくりに生きる夫婦】です。
◆ワインづくりに生きる夫婦
以前、愛知県豊田市でワインを作っている、「アズッカ エ アズッコ」の須崎大介さん夫婦に会ってきました。
須崎さんは、脱サラして奥さん(当時は恋人)と一緒にイタリアに渡り、語学学校に通いながらイタリア中のワイナリーに手紙を送り、「働かせてほしい」と頼んだそうです。その数は100通を超えたとか。
その中から1軒のワイナリーから「来てもいいよ」という返事があり、そこで奥さんと一緒に働き始めたそうです。
最初は掃除と草むしりしかさせてもらえなかったものの、持ち前の勤勉さで徐々に認められ、ぶどうの育て方やワインの醸造方法などを学ぶことができたそうです。
◆本物のワイナリー
働き始めて数年後、奥さんの妊娠を機に2人(3人?)は帰国します。
そこから地元の豊田市で土地を借り、畑を開墾し、ぶどうを育て、ワインの製造と販売の許可を取り、アズッカ エ アズッコ をスタートさせました。
ちょうどその頃に、僕は2人を訪れ、そこまでのストーリーをインタビューしました。
その後、須崎夫婦は醸造所も立て、ぶどう生産→ワイン醸造→販売までを一気通貫で行う本物のワイナリーになりました。
そのワイナリーを、先日、友人へのプレゼント用のワインを購入するために訪れたのです。
◆突き抜けたことをやり続け、さらに突き抜ける
数年ぶりに会った須崎さん夫婦は元気で、さらに自信に満ちて、幸せそうでした。
2週間ほど前から販売開始した秋のワインはすでに予約ですべて完売。僕は残念ながら買うことはできませんでした。
森の中にひっそり立つそのワイナリーには、予約したお客様たちが次から次へと現れ、ワインをたくさん買っていきます。しかもみなさん、すごく嬉しそう。
その様子を見て、本当に衝撃を受けました。買えなかったのは個人的には残念でしたが、須崎さんの大成功(本人はまだまだと思っているはずですが)を、ちょっと涙が出るくらいの感動をもって、僕は眺めていました。
会社をやめて、2人でイタリアに飛び立った時、どんな気持ちだったのだろう。そして、そのとき描いた夢を現実にしつつある今、何を思うのだろう。
嬉しそうに次から次へとやってくるお客様を見ながら、
「突き抜けたことをやり続けている人は、
多くの人を動かすのだ」
ということを強く強く感じました。
◆自分レベルの視点で
自分レベルではいかがでしょうか?
僕たちは突き抜けたことをやっているか?そしてそれを淡々とやり続けているか?
須崎さんがやっていることは、10年、20年先を見てやってきたこと。
始めたときは、途方もなさ過ぎて、自分たち以外誰も実現するなんて思っていなかったかもしれません。
しかし、一歩一歩確実に前進し、後退しているように感じた時も忍耐強く乗り越え、そしてここまで来た。
突き抜けている。
本当に突き抜けたとき、マーケティングとかプロモーションとかいらないんだよね、きっと。
須崎さんのワインには、須崎さん夫婦のストーリーが詰まっている。だから、唯一無二なのです。そこに共感する人たちが列をなす。
あなたは何で突き抜けるのか。何をどうやり続けるのか?
ああ自分なんてまだまだだよ、ほんとに。って思います。さあ気持ち新たにしてまた頑張ろう。
ぜひあなたも。
応援しています。
(無料メルマガ『愛される会社の法則』第713号2018/12/14より)※メルマガの登録はこちらから。(無料)
★売るため7(ウルタメセブン)冊子版(123頁)発売中!
ご購入はこちらから。
※無料のダウンロード版もあります。ダウンロード版はこちらからどうぞ。
最近のブログentries
コンサルプランconsulting plan
情報発信information