2009/02/04
この人、すっごく面白い物理学者です。
「ザ・ゴール」です。イスラエルのエリヤフ・ゴールドラットさんという物理学者が書いた本で、日本では2001年に発売され、ベストセラーになりました。ようやく読みました。
内容は、ある大企業の工場責任者である主人公が、赤字の工場を立て直すために、仲間と一緒に奮闘する物語です。サクセスストーリーなので、わくわくしながら一気に読めます。そこにラブストーリーも絡んでくるので、単なるビジネス本ではなく、小説としても楽しめますよ。
工場の生産性を上げるためにすべきことが、身近な例にたとえながら分かりやすく、かつ面白く展開されます。工場の中で最も弱い部分(生産性が低い部分)が、その工場の実力を反映するのだ、という考え方にとても納得させられました。この件については、自分なりにもう少し掘り下げて、別の機会に発表したいと思います。
それにしてもこの分厚さ。550ページあります。
この迫力に思わず後ずさりしてしまいますが、読み出すと止まらないですよ。
でもさすがにボリューム十分で、2日かかっちゃいましたけど。
製造業に限らず、何かを創っている人、自分の仕事の生産性について考えたい人、オススメです。
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