2008/06/05
人は宝
パークコーポレーションという花屋を展開する会社の記事を
日経ベンチャー誌(08/6月号)で読みました。
この会社の社長は井上英明さんという方で、とてもユニークな発想を
お持ちの方です。
井上社長は、毎週3日しか出勤せず、なおかつ年に1回1ヶ月の
休暇をとるそうです。会社に来ない日に何をするかというと、海外
の街を歩き、本読み、思考をめぐらし、経営者としての感性を磨く
のだそうです。この時間が自分が最も「働く時間」だというのです。
社長が会社に来ないのだから、社員は責任ある仕事を任されます。
自分で考えて何でもできる会社にすることで、自然に社員は育つ、という
ことなのです。
「ニンジンを目の前にぶら下げたり尻にむちを打つより、主体的に
働ける環境を用意すれば社員は自ら成長していく」
というのが、井上社長の思想の根底にあるのです。
ドラッカーはこう言います。
「あらゆる組織が『人は宝」と言う。ところがそれを行動で示している組織は
ほとんど無い。本気でそう考えている組織はさらに無い。」
井上社長は、本気で「人は宝」だと考えている人なのかもしれません。
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