2011/04/25
カメは水泳で勝負しなきゃダメだよ。
どんな会社でも、どんな人でも、何かしら強みがある。
その強みを活かしたうえで、ビジネスモデルを組み立てた方が成功する確率は高まります。
ビジネスモデルって色々な定義がありますが、僕は、「誰に、何を、どのように提供することによって喜ばし、リピート購買してもらえるようにするか」を考えて組み立てることだと思っています。
この喜ばす、というところがポイントで、どんなに新しくて素晴らしいビジネスモデルでも、お客さん(多くはお金を払う人)が喜んでいないモデルはすぐに廃れます。そういう例はたくさんありました。
グルーポンなどフラッシュマーケティングと呼ばれるビジネスモデルが流行っています。
グルーポンにとってのお客さんってクーポンを出すお店とかになるのだけれど、安売りクーポンで集めた安売り目的の消費者がその後そのお店のリピーターになるかは少々疑問。
だとすると、お店は長期的に喜ぶことができるのか?というところが気になります。お客であるお店が喜ばないモデルは、少々危ういと思うのですがいかがでしょうか。
ただ、クーポンきっかけで来店して、そのお店が気に入り、再来店する消費者も何%かはいるのでしょうね・・。その何%かをゲットできればOK、という割り切り方もありといえばアリ。
ところでグルーポンの強みって何なんでしょうね。
これがどうも分からない。強いて言えば、営業力と知名度、かな・・あとシステム構築力?
いずれにしても強みを活かしたビジネスモデルになっていないと、いずれ競合他社が追いつき、差別化が難しくなってくるかもしれません。
カメは泳ぎが得意なんだから、ウサギと勝負するなら水泳に持ち込まなきゃダメだよ。(by 斎藤一人)
強みを使って自分の土俵で勝負することが、とても大事ですよ、と。
自分の強みは何なのか?
それが活かせる分野で戦っているか?
それが活かせるビジネスモデルになっているか?
今一度、考えてみましょう。
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