2010/12/10
来年の戦力分析をしよう。
東京ドームが今期の業績予想を下方修正したと報じられています。(日経 2010年12月10日)
巨人がペナントレースで3位に終わったうえ日本シリーズに進めず、試合開催が想定を下回ったことが大きな原因だったとか。
当たり前といえばそれまでですが、東京ドームという会社の業績は、巨人という野球チームの戦力の優劣に左右される。強いチームが作れたシーズンは業績が良くなるし、そうでないシーズンは業績が下がる。
ということは、東京ドームの首脳陣は、毎季、チームの戦力がどの程度なのか、かなりしっかりと分析するのでしょうね。それによって経営計画がブレるわけですから。
下手な野球評論家よりよっぽど冷静で鋭い戦力分析をしているかもしれませんね~。
でも、そういう経営計画の立て方って、ゲームみたいでちょっと楽しそうと思うのは不謹慎でしょうか。
中小企業でも、野球チームの戦力を分析するがごとく、自社の社員の戦力分析をし、来年どのくらい活躍してくれるかを予想しながら計画を立てるというのも面白いかもしれません。
例えば、
A君は来年はきっと大きく飛躍する年のはずだ。
Bさんは、来年は基礎固めの年だから、成果を期待するのはちょっと気の毒だ。
C君は、来年結果が出ないと立場的にやばいから、死に物狂いで頑張るだろう・・。
なんて社員の戦力を分析し、経営計画を立ててみるのです。
プロ野球チームが、選手の活躍度を予想するように、人の成長をベースに業績予想をしてみる――人が成長し、活躍してもらわなければ、野球チームも会社も成果を出せないのは同じです。
プレーヤーズファースト。
(by 山本昌邦 元サッカー日本代表コーチ)
※マネジャーは、目先の勝利より、選手が将来大きな勝利を手にするためにはどうすべきか、という視点で物事を判断せよ、ということ。
社員は、会社のために戦う貴重な戦力です。
その成長をサポートせずして、会社の成長は、ない。
頑張りましょう。
応援してます!
●追伸
豊田礼人のセミナー情報です。忘年会同時開催ですので、是非ご参加くださいね。
日時:12月21日(火) 19時~20時45分
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