2010/05/25
霊柩車事業で躍進する起業家
今月の会報誌レイマックプレスでは、霊柩車事業で躍進する株式会社メディアサポートの横田社長にインタビューしています。
横田社長は高校卒業後に葬祭業界に入り、その後1社独占状態だった霊柩車業界に参入し、昨年グリーンシート市場に株式公開しました。
「目標があるからこそ仕事は面白い」と言って憚らない横田社長のインタビューを少しだけ紹介します。
・・・・・
―その後、霊柩車による運送事業に参入したのですね。それは自然な流れで?
そうですね。霊柩運送事業が葬祭事業の関連事業であるということと、当時この事業をやっている会社が1社しかなく、競合が少なかったというのも大きな理由です。その会社というのは、この地域の葬儀会社が共同出資した会社で、市場を独占していました。
―霊柩車というのは、葬儀会社が所有しているのではなく、霊柩車運送専門の会社があるんですね。知りませんでした。
霊柩車って1台あたり1000万円から1500万円くらいするんです。しかも、複数台持っていないと仕事が回りません。それを1社の葬儀会社が持つことは資金的に大変ですので、葬儀会社が集まって霊柩車運送の専門会社を作ろうという流れになったようです。
―競合は1社しかありませんが、そこに参入しようとするとまとまった資金が必要になりますね。
そうですね。そこはもう腹を決めて、増資(第三者割当)を繰り返し、金融機関からの借り入れもしながら資金繰りをしました。霊柩車って、改造しないといけませんから、買おうと思ってもすぐに変えないのです。改造に2ヶ月かかるんです。それから人材の育成も必要です。
―競合する霊柩車会社のサービスレベルにも付け入る隙があったと聞きました。
こ れは、色々な見方があると思いますが、私はその会社に対して「単なる運送会社」という印象を持ちました。我々も以前はその会社を利用させて頂く立場だった ので、サービスのレベルはよく分かりました。私は葬祭業というのは究極のサービス業だと思っています。当然霊柩車事業も同じです。その中で、単なる運送業 としてご遺体を運ぶということでは、お客様に大変失礼だし、納得してもらえないだろうと思います。遺族の気持ちに寄り添って行うサービス業としての認識が 必要ですし、それができる人材の育成も必要だと思っています。
・・・以下続く。
続きは会報誌レイマックプレス上にて。
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