2014/10/17
第496号【手放すと、入ってくる】
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■手放した
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先日、以前から今一つ自分の中でしっくりいってなかった仕事を
手放すことにしました。
ちょっとしたしがらみがあったので、
なんとか続けて良い成果が生まれるように努力していましたが、
やはりどうにもうまくいかない。
自分の中でコミットし切れていない仕事なので、
あまり力も入らない。
でも時間は費やさねばならない。
そもそもそんな気持ちで取り組んでいるので、
成果が出るはずもない。
それで、その案件からは降りることにしたのです。
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■手放すと、入ってくる
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とはいえ、
数カ月の間取り組んで来たことなので、愛着もあるし、
降りるとなると、やはり寂しい。
でもまあ、しょうがないかと思っていると、
いきなり電話がなって、
知り合いから面白そうなお仕事のオファーがありました
ブランディング、マーケティングに関わる仕事で、
僕が最も興味があり、モチベーションが高まる仕事でもあります。
「もちろんやります!」と返事をしました。
手放してから、このオファーを頂くまで、
わずか数時間のことです。
古いものを手放すと、新しい何かが入って来る、
といいますが、これ、本当だと思います。
空白ができると、それを埋めようとする力が働くのです。
不思議ですが、こういうことが本当に起こるんですね。
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■まず、捨てないと
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何か新しいことを始める時、
まず何かを捨ててからでないと、うまくいかないことが多い。
ただでさえ忙しいのに、新しいことをやるために割く時間がない。
時間が無いから、続けられない。
続けないと成果が出ないから、おもしろくない。
おもしろくないから、ますますやらなくなる。
永久に成功はやってこない。
こうならないためにも、まず減らす、ということが重要です。
あるいは捨てる。
何かを得たいのであれば、代わりに何かを差し出し、
新しいものが入る余裕を作っておけ、
ということなんですね。
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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?
みなさんは、これは自分らしくないと思いつつ、
なかなか捨てられず、
ズルズルと続けていることはありませんか?
新しいことを付加していくこと、
何かを増やしていくことは簡単なのですが、
逆に何かを辞めたり減らしたりすることは案外難しい。
新しい顧客を獲得する喜びと、
昔からの顧客を失う悲しみと、
どちらが大きいかと問えば、
多くの人が後者の方が大きいと答えます。
捨てるということは、
大なり小なり痛みを伴うことなのです。
しかし、捨てないと、前に進めないこともある。
捨てることによって、新しい何かが始まることもある。
今、捨てるべきものは何ですか?
思い切って捨ててみたら、
新しいものが入ってくるかもしれないですよ。
宇宙はそんなふうに出来ているのだ、と思います。
応援しています。
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