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豊田礼人の基本的な考え方を
書いているメルマガです

2007/11/02

第133号【観察してみよう】

先日飲み屋に3人で集まったのですが、全員車で来たため酒が飲め
ず、ウーロン茶で乾杯したものの全く盛り上がらず、改めてお酒の
偉大な力を思い知った豊田礼人(あやと)です。変に疲れました。

ということで、本日のメルマガをどうぞ!
(連続133週間、無休で発行しています!もう意地のみです!)

◎ブログ書いています。↓↓↓
ブログ『サンボー豊田礼人の散歩 a GO!GO!』
http://raymac2.exblog.jp/
◎ホームページへも、是非。↓↓↓
公式サイト
『◎売上増加のキーワードは、整理整頓です
~戦略を立てるのは、その後で~』
https://www.raymac.jp

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■オヤジの視線
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ちょっと前のことですが、

当時住んでいたウチの近くにあるラーメン屋が気になっていて、たま
たまお腹がすいた時に前を通りがかったので、思い切って入ってみた
んです。

店の外からは中の様子が見えないので、入るのにかなり勇気が必要だっ
たのですが、「もしかしたら美味しいかも」と期待して飛び込んでみま
した。

注文してから数分後、目の前に塩ラーメンが置かれ、割り箸をとって
いざ食べようと麺を口に運んだ瞬間、ふと見上げると、オーナーと思
われる中年のオヤジと「バチッ!!」と目が合いました。

「う・・」

と圧倒されながらもなんとか視線をラーメンに戻し、おもむろに食べ始
めました。・・・これがめちゃくちゃ美味しい!ボクの期待は見事に当た
り、その後はリピーターとなり、何度も通うことになりました。

なぜ、オヤジとボクは目が合ったのか?いや、偶然合ったのではなく、
オヤジの強烈な視線を感じたボクが、その目力に引き寄せられたといっ
た方が当っているかもしれません。

たぶん、そのオヤジは、新規の客だったボクが、自分が作ったラーメ
ンを食べた時にどんな顔をするのか、ジッと観察していたのだと思い
ます。(じゃなきゃ、変な趣味か?)

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■熱心な美容師さん
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新規の客が、どんな人なのか。何を思ってこの店に来たのか。自分が
提供するモノやサービスに触れた時どんな反応をするのか。自分の仕事
をさらに磨こうと真剣に考えている人であれば、こういった事に敏感に
なっているはずです。

先日、初めて行った美容院で、担当の男の人にこんなことを言われました。

「お店に入ってこられた時から、豊田さんって、○○な雰囲気な人だ

な~と見ていました。ですから、△△な風にするといいと思うんですよ」

こう言われると、「あ、なんかこの人すごくボクのことを見ているんだな。
分かってくれる人だな~。信頼できるな~。」と思うんですよね。初対面
から数分しか経っていないのに、です。この人は仕事に本当に真剣に取組
んでいるのだな、という印象を受けるのです。

お店によっては、こちらが自分の好みの髪型を分かってもらいたくて
わざわざ家でセットしてきた髪を(こういうことしません?)、よく見も
せずにいきなりシャンプーしちゃって、タオルでゴシゴシしながら、

「で、今日はどんな感じにします?」

とか、平気で言ったりしますよね。これには本当にガックリきます。

今回の人は、ボクの意向を聞き、自分の意見を言って合意した後は、
カットしている間一言もしゃべらず、自分の仕事に集中していました。
最初は「おや?」と思いましたが、その姿勢がかえって新鮮で、さら
に信頼感が増しました。

お客さんを楽しませなきゃ!とばかりに喋りまくり、肝心のカットの
方に気が向いていない美容師よりも、何倍も好感が持てました。

お客さんを観察し、ベストなモノを提供するために自分の仕事に集中
すること。これだけで、大きな付加価値を生むんですよね。

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■見せかけのYESにだまされない
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ボクも口数は少ない方ですが、その分お客さんをしっかり観察するよう
に心がけています。

企画書を説明する時も、話しながらお客さんの表情をしっかり観察し、
ちょっとした変化やとまどいなども見逃さないように気をつけています。

コンサルティングの場合、こちらが良いと思って提案したことも、相
手にとってはいま一つ腹に落ちず、腹に落ちないので実行してもらえ
ない、ということがよくあります。

「コンサルの先生が言うんだから、たぶん正しいのだけれど、ウチじゃ
すぐにはできないな~」と思っていても、口では「うん、うん」と頷いて
いることって多いのですよね。心の中では「ちょっと違うんだよな~」
と思っているのに。それで頷いているから納得してくれたのだと思って
いると、実は全然その気じゃなく、全く実行しないという結果になって
しまうのです。

ですからこういう「見せかけのYES」にだまされないためにも、し
っかり相手を観察することが大切なのだ、と自分に言い聞かせていま
す。

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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょう?

自分で自分を観察することってありますか?ボクは最近、ちょっと
心がけるようにしています。

といっても、常に鏡を見ながら行動することは不可能ですので、ボク
がやっているのは、「自分の心」の観察です。

仕事やプライベートで人と話している時や、何かした時、された時に
思ったことを、その都度「今なんでボクはこう思ったのだろう?」と
問いかけてみるのです。

これを続けると自分がどういう時に感動したり、イラついたり、興味
をもったりするのかがだんだん分かってきます。ボクは2時間以上連
続で打ち合わせが続くと、イライラしてくることが分かってきました
(^^;)。これは、1時間打ち合わせて結論が出ない時は、もう
1時間続けても絶対にいいアイデアは出ない!ということが、最近分
かってきたからです。

また、電車の中でたまたま目に付いた広告コピーが、「なぜ、たまたま
目に付いたのか」を考えてみると、マーケティング視点が鍛えられた
りします。「たまたま」ではなく「必然」であることも多いんですよね。

*      *      *

自分の心を観察することで、お客さんのことを知るヒントが得られます。
自分を通して、人間の感情の変化を知ることができるからです。

あなたも通勤電車の中の自分を、時々観察してみてはいかがでしょう?
きっと何かが学べるはずです。

広告制作者は、あなたを振り向かせたくてしょうが無いんですから。
その出来具合を評価してあげましょう。すごく勉強になりますよ。

暇つぶしにもちょうどイイですしね。

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■編集後記
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反抗期の息子がお風呂に入らなくなって、かれこれ3週間になろうとし
ています。最初はイライラしていた妻も、最近は開き直ってきました。
別にお風呂入らなくても死ぬわけじゃないしって感じで。その息子を我
が家では「汚ボーイ」と呼んでいます(笑)。この頑固さ、誰に似たの
か・・・・。

(第133号終わり)

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