名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2009/02/17

柿安って、最近スゴクないですか?

これ、「柿安」のしゃぶしゃぶ用牛肉です。

柿安と言えば、昨年9月、銀座に高級肉レストラン「柿安 銀座店」を出したことで話題になりました。他にも、ショッピングセンターに行けば、「三尺三寸箸」、「炭火焼ハンバーグ カキヤス」が並び、デパ地下では「柿安ダイニング」が多くの人を集めています。

まさに、絶好調という様相。

柿安はもともとは三重県の桑名で明治4年に創業された企業です。売上約400億、従業員は2700名を越え、ジャスダックに上場しています(さすがに株価は低迷気味ですが)。果樹園で柿を作っていた安次郎が始めた牛鍋屋だから、「柿安」となったとか。

柿安の強さの秘密は色々あると思いますが、まずは「ブランド力」が強いこと。そのブランド力は明治から続く長い歴史に支えられています。その長い歴史と、新しい業態開発を積極的に行なう企業姿勢が上手く融合し、「古くて新しい会社」というイメージを作り上げることに成功しています。

また、事業は4つの柱に分かれており、各事業のブランドコンセプトもしっかりと色分けされています。4つの事業とは、 「 精肉事業 」 「 惣菜事業 」 「 食品事業 」 「 レストラン事業 」です。これによりリスクが分散されており、安定した事業展開が行なわれているようです。これも強みですよね。

また、リスク分散する一方で、各事業間で「相乗効果(シナジー)」が生まれていて、会社全体を成長させています。例えば、惣菜事業の「柿安ダイニング」を開業する際、デパ地下には「RF1」というセントラルキッチンを使って安く、そしてきれいに惣菜を販売するライバルがいました。その時柿安は、料亭で鍛えられた料理人という資産を活用し、インストアキッチンで料理させ、「見える惣菜」というコンセプトを打ち出して成功したそうです。

また、冒頭の「柿安 銀座店」は、高級しゃぶしゃぶを落着いた雰囲気で提供することで、肉の柿安というブランドイメージを高める役割を担っています。これにより惣菜事業で提供する肉料理の販売が促進するという相乗効果があるそうです。

さらに、自社栽培する野菜、そして自社で育てる「柿安牛」は、全事業に向けて提供されるため、量産効果も出ているはず。何より、食品関連企業として、自前の生産体制は「安心安全」を勝ち取る上で、とても重要ですよね。

銀座店が好調であるため、年内に名古屋駅前にも出店するとか。桑名の会社がお隣の名古屋を飛び越して、東京銀座に先に出店していたというのも、ブランド戦略上、さすが、と思いますね。

高級しゃぶしゃぶ、是非行ってみたいですね。

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