名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2019/07/05

樹木希林さんのリスクヘッジ

愛知県名古屋市で中小企業の売上増加、業績改善を親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマックの豊田礼人(とよたあやと)です。

 

 

 

今回のテーマは「樹木希林さんのリスクヘッジ」です。

 

 

 

 

 

本当は喧嘩っ早い女優

 

 

「平成最後のミリオンセラー」となった、樹木希林さんの「一切なりゆき」を読みました。100万部突破だそうです。

 

 

 

女優として何を考えながら仕事をしていたか、プライベートではロックンローラーとの風変わりな夫婦の形のこと、娘夫婦や孫とのさわやかな関係のこと、そして病気との付き合い方など、等身大の樹木希林さんのことがよく分かります。

 

 

 

希林さんは、女優として「ゆとりのある芝居」が評価されたように、温厚な雰囲気がある一方で、意外にも夫の内田裕也氏よりも「喧嘩っ早い」のだとか。

 

 

 

若いころから言いたいことを言って、周りから嫌われることも少なくなかったそうです。自分を偽ることなく言いたいことを言い、やりたいようにやってきた。

 

 

 

その飾らない生き方が、この本を通して多くの人々の共感を得たのだと思います。

 

 

 

自分にフタをしないために

 

 

この希林さんのゆとりや、ある種「開き直り」ともとれる達観の境地はどこから来るのか。

 

 

 

それは「不動産」だと希林さんは言います。

 

 

 

希林さんは自らの率直な性格と喧嘩っ早い気性から、いつか喰いっぱぐれるかも知れないという危機感を持った。だから不動産を所有することで、安定した「不労所得」を得る道筋を作ったのだそうです。

 

 

 

この安定収入があるからこそ、歯に衣着せぬ物言いと、余裕が生まれ、それが仕事に良い影響を与えたのだ、と。

 

 

 

人格が高いからではなく、不動産収入があったから、自分にフタをすることなく、肩の力を抜いて生きられたのだという希林さん節が、やっぱり面白く、とても素敵だなと思いました。

 

 

 

お金が入る流れを複数持つ

 

 

 

保身のために正しい決断ができなかったり、みっともない姿をさらしてしまうのが僕たち人間。

 

 

 

でもこれ、当たり前と言うか、「その気持ちわかるよな~」と思う時もあります。

 

 

 

だって、「この仕事を失ったら収入がゼロになり、家族や自分の人生が危うくなる」という局面に立たされれば、誰しも保守的になりますよ。

 

 

 

映画やドラマの中ではそれを突っぱねるヒーローが当たり前にでてきますが、現実はどうなのか。

 

 

 

だからこそ、希林さんの「自分を貫くために、不動産収入を持つ」というスタンスは、現実的でかつ正しい選択だな、と。

 

 

 

僕たち、お金が無くなると自分を見失います。だから、お金が入ってくる流れを複数持たなけれなりません。太くても一本ではリスクが高すぎる。そこを守るために自分を押し殺してしまう。

 

 

 

だから細くても複数のお金の流れを持っていることが、自分らしく生きるためには重要なのだ、と樹木希林さんは悟っていたわけです。(この本からこういうメッセージを受け取る人いるのかな・・・と苦笑)

 

 

 

自分レベルの視点で

 

 

自分レベルではいかがでしょうか。

 

 

 

僕たちは、ストレスなく、自分らしく仕事をして、自分らしく生きるために、打てる手を打っているでしょうか?

 

 

 

人間が最もストレスを感じるのは人間関係。それが仕事上でのこととなれば、逃げ場が無くなり、
思い悩むことも多くなります。

 

 

 

これを解消するために「NO」ということは大事なこと。

 

 

 

嫌いな人とは仕事しない。やりたくない仕事は断る。生産性の低い会議には出ない。意味のないお付き合いの飲み会は避ける・・・。

 

 

 

これができればかなりのストレスが無くなり、自分らしく生きられるのではないでしょうか。

 

 

 

しかし事前の準備も無くこれらを強行すれば、あなたの行く先は危うくなる。

 

 

 

まず、お金の流れを複数化すること。希林さんみたいに不動産を持つ、なんてことはすぐには無理かもしれないけど、顧客を分散する、本業以外の収入経路を持つ、パートナーの稼ぐ力を向上させる、などやり方はいろいろとあるはず。

 

 

 

幸せに生きるということの一つの解は、「自分にフタをしない」ということで、そのために不動産を持ったのだ、という樹木希林さん。

 

 

 

そうして自分を開放できたとき、肩の力が抜けて、良い仕事ができる。

 

 

 

実学ですね。

 

 

 

僕らもできることはないか、考えてみよう。そして思いついたらやってみよう。

 

 

 

応援しています。

 

 

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