2025/03/09
売れる起業の第一歩。商品を見せ、価格をつけよう!【後編】~アクセスしやすい層をターゲットに設定せよ~
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田です。
前日からの続き。『売れる起業の第一歩。商品を見せ、価格をつけよう!』の後編です。
前編からの繰り返しますが、起業、あるいは新規事業において重要なことは、「商品を見えるようにして、価格をつけて、ターゲットとなる人たちの目の前に差し出すこと」です。これより先にやるべきことも勉強すべきこともありません。あったとしても後回しでよいのです。
次に、商品を見せたくても、ターゲットとする人たちにどうやったら出会えるのかわからない、もしくは出会うのがとても難しい、という問題があります。
自分たちがアクセスしにくい人をターゲットにしてしまうと、商品に対する感想ももらいにくいし、何より売りにくくなり、そのビジネスは困難な方向へ向かってしまいます。例えば、自分が富裕層でもないのに、「富裕層に売りたい」という事業者に時々会いますが、富裕層じゃない人は富裕層に会うのが難しい。確かにその人だったら欲しがるかもしれないけど、その人っていったいどこにいるの?という状況になると、ビジネスがとても難しくなります。
そもそも、出会いにくい層をターゲットにして商品開発をすると、商品開発の方向性や商品に対するフィードバックをもらうことが困難になり、そうするとろくにターゲット顧客の意見や感想を聞かずに商品を作ってしまうということになり、誰のニーズも満たさない、誰も欲しがらない商品を世の中に送り出すことになります。当然、販売には苦戦します。
ですので、起業や新規事業において重要なことは、日ごろからアクセスしやすく、意見や感想を何度も聞けるような層をターゲットにすることです。このターゲット設定を間違えたり、そもそも曖昧だったりすると、その後にいくら時間とお金をかけて準備しようと、かなりの苦戦を強いられることになるので、ここは本当に重要なポイントだと思います。
アクセスしやすい層をターゲットに設定し、意見や感想を細かくもらいながら商品開発をすること。商品を見えるようにし、できれば触ったり体験できるようにし、価格をつけてパッケージ化し、ターゲット層に差し出すこと。そして感想や意見をもとに改善し、このビジネスがイケるのかどうかを見極めること。これが起業や新規事業において最重要なことだと思います。これ以外のことはすべて後回しにしてOKです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★売上アップに役立つ小冊子
「売るため7(セブン」【ダウンロード版(無料)】
ダウンロードはこちらからどうぞ。
売るために必要な7項目について、ひとつずつ丁寧に解説しています。
7項目を整理するために役立つ「ウルタメシート」付き。
★売るため7(ウルタメセブン)【冊子版(有料)】(123頁)
ご購入はこちらから。
最近のブログentries
コンサルプランconsulting plan
情報発信information