2024/12/17
自分たちが「取引するに足る会社」であることを伝える
愛知県名古屋市で中小企業の業績アップを親身に支援する経営コンサルティング事務所、レイマック・コンサルティングの豊田礼人です。
コンサルをしているクライアントが新規取引先に提示する会社案内をリニューアルするにあたり、その内容について相談を受けています。
会社案内って、相手に対して自分たちを紹介するツールです。もう少し突っ込んで言うと、自分たちが「取引するに足る会社」であることを相手に伝える媒体とも言えます。
「取引をするに足る会社」とはどんな会社か。まず、信用がおける会社であること。信用がおける会社であることを客観的に示す第一歩は、まず「会社が実存すること」ですから、住所を載せる、地図を載せる、電話番号を載せるのは当然として、社屋やオフィスや工場等の写真を載せることも大事です。最近は実体のないペーパー会社も多いので、その意味合いからも大切です。
さらに、社長の顔、社員の顔、現場で働く様子などを載せることで、「顔が見える会社」であることを示す。そして、歴史が長いことが信用につながることもあるので、創業から現在に至るまでのストーリーや沿革も載せたいです。さらに取引実績として取引先の名称が分かると「あ、こんな大きな企業とも取引があるんですね」という信用につながります。顧客の声を載せられればさらに内容は充実します。
以上のことを載せることで、実体のある会社だという最低ラインを越える。そのうえで、「取引したい」と積極的に思ってもらえるような魅力を伝えることになります。
魅力を伝えるために、「われわれは何をしている会社なのか」「何を得意としているのか」「どんな思いや信念をもって、どこに向かおうとしているのか(ビジョン)」等を簡潔に相手に伝えることになります。相手を理解するときに「あなたの得意なことは何ですか?」と聞くことがありますが、その問いにストレートに答える、ということです。
思いや信念というのは創業のきっかけにもなることだし、なぜこの事業をしているのか?という存在意義に関わることでもあります。それらをストーリー仕立てにして伝えることで、関心や興味を引くことができます。
これ、会社案内だけでなく自社Webサイトを作る際にも同じことが言えますね。さらに言えば、社員さん全員が、以上のことを簡潔に正確に話せるようにしておくことで、会社の輪郭がよりいっそう鮮明になります。
口に出して説明していると、その言葉がカラダに染み込み、自然とその方向に向かって行動するようになります。そうすると、会社案内やWebサイトに掲げてあるビジョンに近づいていったり、そのベクトルがより一層強化されることになります。
この一連の活動こそが「ブランディング」と言えます。
会社案内や自社Webサイトを作ることは、ブランドを明確にし、ブランディングしていくことそのものとも言えます。
今日もお疲れさまでした。
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