名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2017/09/13

あるビジネスマンが気づかないうちにおかした致命的なミスとは?

今、あるクライアントで若手社員さんの研修を半年くらいのプロジェクトで行っています。

 

 

で、若者に何を伝えるか、なんですけど、ロジカルシンキングとか、チームビルディングとか、必要なことはいろいろとありますが、最も基礎的で外せないのは「時間の大切さを知ること」だと思います。拍子抜けするほど当たり前のことなんですけど、これを甘く見ていると、仕事人として大きな損をすることになります。

 

 

「時間の大切さを知ること」。

 

 

それも、「相手の時間を大切にすること」です。

 

 

自分の時間を有効活用せよ、というのはもちろん大事なことなんですけど、それ以上に相手の時間を大切にすること、にフォーカスする。

 

 

なぜかというと、それは「相手のことを思いやること」に直結するからです。学生と社会人の大きな違いは、相手を選べず、色んな人と関わりを持たないとコトが進まない、ということです。関わり合う相手のことを思いやることは、仕事をうまくやるためにはとても重要になります。

 

 

相手の時間を無駄にする(=思いやりに欠ける)最悪の事態は、遅刻すること です。5分遅刻したら、相手の時間を5分奪うことになる。たかが5分が、信用を失う第一歩となる場合もあります。自分が考えている以上に相手は重く考えている可能性もあります。

 

 

約束の時刻になっても相手が現れない時、待たされている側は「あれ、場所と時間を間違えたかな?」と心配になります。つまり遅刻は、相手の時間を奪うことに加えて、相手に心配をかけてしまっている。もっと言えば、3分前になっても相手が現れない時、待っている方は既に不安になっています。この時点で、僕は少しアウトだと思う。相手に心配させた時点で、相手への思いやりに欠けていると思います。

 

 

遅れそうになったとき、「遅れそうです。すみません」と前もって連絡をするのは社会人としての基本です。それも5分前に連絡するのではなくて、遅れそうだと分かった時点ですぐに連絡すれば、相手に心配をかけなくて済みます。早めに相手が遅れることが分かれば、別の時間の使い方をすることもできます。

 

 

遅れそうだと分かったとき、連絡してくる人は、信頼できる人だな、と思います。自分のことを大事に思ってくれているのだな、と感じますから。ただ、本当はあと20分かかるのに、「あと10分くらいで着きます。すみません」と言う人がいます。で、実際には20分遅れて来る。

 

 

「一度、謝っているから、もういいですよね?」という感じで、電話で言っていた予定よりもさらに10分遅くなったことについては、触れない。でも実際には10分と思っていたのが20分時間を奪われていて、ちょっと嘘をつかれた感じもするんです。細かすぎますか?(笑)。でも、これは本当に多い。20分遅れる、というのは「20分も?」となるので言いにくいのかな?だから「10分くらい」と言って言葉を濁し、実際は20分遅れる。でも全然ごまかせていなくて、少しずつ信用を失っています。

 

 

僕は遅れそうだと思って電話する時、「5分くらいかな」と思っても「10分くらい遅れそうです」と少し多めに言うようにしています。それで少し早めにつけば、「早かったね」となります。この方が、断然良いと思います。

 

 

僕はすごい心配性なので、相手の時間を奪って迷惑をかけたくないんです。だから、ほぼ相手を待たすことはなく、約束の時間よりもたいてい15分くらい早くついてます。遠方で、初めて行く場所だと、1時間近く早めについちゃうことも多いです。早めについて、場所を確認して安心した後、近くの喫茶店でお茶飲んでいます。早く着きすぎる自分に、時々呆れますが、とにかく心配性なんですね。それと、遅刻すると、遅刻した罰の悪さから、重要な商談がどうしても相手主導にならざるを得ないというリスクも生まれます。

 

 

遅刻するということは、相手の時間を奪うということなので、「相手を軽んじている」というメッセージを相手に送ることになります。どんなに言い訳しようとも、その印象は残ります。(しかも、遅れて来る人は毎回遅れてきます笑)。

 

 

もし約束の相手が、あなたがお取引を切望していた大企業の社長であれば、絶対遅刻なんかしませんよね?どんな用事も後回しにして、遅れないように行くはずです。周到に準備するはずです。それは相手を「重んじているから」、です。遅刻するのは、その逆です。自分を軽んじられて(つまり舐められて)喜ぶ人はいないでしょう。こうして、遅刻する人は信用を失い、人望を失います。

 

 

漫画の『島耕作』が課長時代のときのエピソードでこんなのを覚えています。新しい部署の課長に任命された島さんは、配属の第一日目だからということで、朝、定時よりもかなり早めに出勤しました。すると、誰もいないオフィスで、その課のメンバーだけ全員が既に出勤していて、自らの席で待機していた、というシーンがありました。つまり、メンバー全員「超やる気満々」ということです。

 

 

早く行く、ということはやる気の現れです。やる気を相手に伝える重要なメッセージです。

 

 

例えば、相手に連絡をしたときに、折り返しの電話あるいはメールが早ければ、その人はやる気だな、と感じることはないでしょうか。遅いのはその逆です。「やる気あるのか?」と思われます。

 

 

「遅刻せずに早く行くこと」や「スピード対応」することは、相手を大切に思い、大切に扱うことをメッセージとして伝えることになります。「時間」は「愛」なんです。

 

 

Time is Love.

 

 

なのです。

 

 

仕事人として成果を出すためには、「スキル」と「信用」の2つが必要です。

 

 

どちらも、瞬間的に身に着けることはできません。コツコツ積み重ねるしかありません。

 

 

「絶対に遅刻しない」ということは、地味ですが、信用を得るためにとても重要なことだと思います。

 

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【場所】 :ウインクあいち 904 名古屋市中村区名駅4-4-38

【料金】 :5000円(税込み)レイマッククラブ会員は2000円

※友割あり(ペアで参加されますと、各お客様1000円オフ。但し初参加の方のみ

【定員】 :30名

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