名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2011/01/05

他人が決めたことには興味ありません。

あけまして、おめでとうございます。

今年も、どうぞ、よろしくお願い致します。

さて、今年一発目のブログ。

今日、5歳の息子が母親といっしょにハンバーグを作りました。自分でミンチをこねて。ほとんど粘土遊び気分です笑。

すると、いつもより倍の量のハンバーグをペロリとたいらげました。珍しい!妻と顔を見合わせて笑ってしまいました。

やはり、自分で作ったものは、美味しく感じるのでしょうね。あるいは、自分が関わったものに対して、強い関心を持った、ということなのかもしれません。

これと似た話。

親戚の叔母さんは、スーパーでパート勤務をしています。ある食品カテゴリーの担当をしていて、担当商品の売れ行きや消費期限をみて割引シールを貼ったり、仕入れの手配をしたりするそうです。

自分のやり方で、そのカテゴリーの売れ行きが左右されるわけです。パート社員にそこまでやらせるのかとビックリしますが、当の本人は使命感を感じ、ものすごく一生懸命働いています。

なんと、休日や非番の時間帯に、売り場を確認に行ったりするのだとか!!笑。

こうなると、時給が高いとか低いとか、そういう問題ではないんですね。

任されていることが、働く意欲を高めているのです。

話は変わって、セブンイレブンの話。

セブンイレブンの強さは、店舗の担当者の仕事へ意気込み度合が高いことにある、と言われています。同社は、店舗担当者が、地域のイベント(運動会、お祭りなど)と商品の売行きデータをつき合わせ、自ら発注品目と量を決めるそうです。

こうすることで、店舗の担当者は商品需要に関心を持ち、「考える店員」に育つのだそうです。

自ら考えて動く店員がいるコンビニと、本部の指示されるまま動くだけの店員しかいないコンビニと、どちらが強いかは明らかです。

人間は、自分で決めたことには、積極的に関与しようと思う生き物である。(by 豊田礼人)

豊田礼人の愛されるコンサルタントで行こう

逆に言えば、人が決めたことはやりたくない、人が決めた目標になんか、興味ない、ということです。

いかに自分で決めるか、自分で決めさせるか、そして任せられるか。

ここに、組織活性化のヒントがありそうですね。

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