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豊田礼人の基本的な考え方を
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2007/09/21

第127号【不安な心理を汲み取ろう】

子供といっしょにおもちゃ売り場に行くと、必ず自分用にミニカー
を買ってしまい、ワクワクしながら家路に着いている豊田礼人です。
まだまだ暑いですが、お元気でしょうか?

ではでは、本日のメルマガをどうぞ!
(連続127週間、無休で発行しています!これだけは自慢です)

◎ブログ書いています。↓↓↓
ブログ『サンボー豊田礼人の散歩 a GO!GO!』
http://raymac2.exblog.jp/
◎ホームページへも、是非。↓↓↓
公式サイト
『◎売上増加のキーワードは、整理整頓です』
https://www.raymac.jp

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■悪い話に引っ張られる
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天中殺、大殺界、ノストラダムスの大予言・・・

各時代時代に流行した占いや予言のキーワードです。
流行り廃りはありましたが、日常の会話の中で当たり前に使われるく
らい世の中に浸透しました。

これらに共通することは、全て「悪い」ことに関係するものです。
1999年に世界は終わる、という予言は、半信半疑ながら
多くの人が「ほんとにあるかも?」と思っていました。
(思っていませんでした?)

細木数子さんが言う「大殺界」という言葉は、良い時期を表す言葉
(すみません、知りません)よりはるかに浸透していますよね。

これは、

「人間は、悪い予測の方により強く反応する」

ということなのだと思います。

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■なぜ悪いニュースほど買いたくなるのか?
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以前バラエティ番組で、爆笑問題の太田さんが、

「報道番組では、いいニュースしか流さないようにしよう」

という提案をしていました。悪いニュースばかりが溢れている現在の
世の中より、いいニュースばかりを優先して流す世の中の方が、きっと
日本は良くなる!という提案です。

例えば、こうです。

「今日、田中君が横断歩道でおばあちゃんをオンブしてあげました!え
らいですね!」

というニュースがドーンと流れたりするのです。これには笑いましたが、
確かに毎日毎日暗いニュースばかりでウンザリするのも事実ですから、
こういう暖かいニュースがバンバン流れる報道番組があったらいいよな、
と思います。(本当にそう思う!)

悪いニュースが多く報道される理由は色々あるでしょうが、そういう
ニュースの方が、視聴者や購読者が強く反応する、という理由からだ
と思います。いいニュースばかり流れる報道番組では視聴率はとれな
いし、新聞や雑誌も売れないのでしょう。

目を背けたくなるような残虐な事件や事故ほど、人々はその情報を強
く買いたがる傾向があるように感じます。不安な心理が湧き上がるの
を、事実を知ると言う行為で軽減しようとするからだと思います。

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■不安な心理を活用する
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企業の販売活動も、お客様が持つ「不安な心理」を意識して行なうこ
とがあります。

例えば、地球温暖化などの環境問題を広告宣伝に取り入れ、環境にや
さしいハイブリッドカーを販売することを考えて見ましょう。企業と
して環境にやさしい車を作ることが使命であることは事実としてあり
ますが、地球がこのままではヤバイ、という人々の不安心理を突いて
もいる面もあるでしょう。(イヤ、絶対にあるはず!)

ウイルスチェックソフトも「不安な心理」から買うモノだと思います。
これはあからさまに自ら広告宣伝で不安をあおるということは無いです
が、ニュースで新型ウィルスの被害が報道されれば、販売は上向くモデル
ですよね。

「買わないと損をする」という心理をついてくるモノもあります。
ネット上で売られているノウハウ系の情報商材は、これでもかと
いうくらい消費者をあおるものがあります。売り込み文句をたくみに
操り、読み進めると「これが欲しい」という心理よりも、「これを逃
すと成功のチャンスも逃す」という心理になってきます。買わない自
分が不安になるのです。

そして、自分を抑えられなくなり、「購入ボタン」をクリックしてし
まうのですよね。ボクも何度かはまってます(笑)。

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■自分レベルの視点で
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自分レベルで考えて見ても、不安を解消するためにモノを買うという
ケースは結構あります。

例えば、この前携帯電話を買い替えましたが、機能に不満があったと
いうよりは、コンサルタントがこんな旧式の携帯電話を持っていたら、
クライアントに笑われてしまうのでは?という不安心理を解消するた
めだったことは否めません。

また、本を読むスピード以上に買ってしまうのも、常に新しい知識を
インプットしなければ、ライバルに遅れをとってしまうのでは?とい
う不安心理からかもしれません(きっとそうだ!)

仕事を行なう時のモチベーションについても同じことが言えるので
はないでしょうか?

「やりがいのある仕事をしたい」とか「成功すれば報酬がもらえる」
という理由で人間は仕事に対するモチベーションが上がりますが、

「クビになるかもしれない」

という不安を解消するために頑張るというケースもまた、あるでしょう。

社員は、「自分の地位は安泰だ」と思った瞬間から動きが鈍くなりま
す。経営者も「不安」を持たないタイプの人はなかなか動きません。

こういう風に考えてみると、不安な心理を上手に活用して、お客様、上
司、部下、そして自分自身を行動させることができそうな気がしません
か?

ただし、決して、あおってはいけませんよ。

「上手に活用する」というニュアンスが大切なのです。

(このニュアンスについてさっそく研究してみましょう!)

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◎今週の一冊 「コトラーを読む」 酒井光雄 著
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マーケティングの大家、コトラーの考え方について、そのエッセンスを
分かりやすく解説してくれます。適度に事例を交えながら、噛み砕いて
くれているので、とても分かりやすい内容になっています。本屋さんに
行くとマーケティングの本が大量に売られていて、正直どれから読んで
いいのか迷います。そんな時こそ、やはり世界的に認められたスタンダ
ードな考え方を学ぶべきだ、と思い、手に取りました。新書サイズで
気軽に読める点でも、良い本です。
興味のある方はコチラカラ↓
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■編集後記
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子が親を殺すなど、ホントに気が滅入るニュースが相変わらず多いで
すね。皆、それぞれ事情があるのだと思いますが、もうちょっと問題
点を整理整頓して、ことに取組めば解決することも多いのだろうにと
悲しくなります。整理整頓して、優先順位付けし、1個1個解決して
いきましょう。その地道な作業が、悲劇を回避するのだと思います。

(第127号終わり)

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