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豊田礼人の基本的な考え方を
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2011/12/02

第346号【まずは、与えよ】

◎今週のメルマガ 【まずは、与えよ】

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■なぜ「愛される会社」なのか?
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「愛される会社プロジェクト」という会をつくり、愛される会社
の法則というメルマガを発行し、同名の小冊子も書きました。

なぜ「愛される会社」なのかというと、僕自身が会社員だったころ、
自分の会社が好きになれず、仕事に対しても「行けてない」自分に
イライラしていたことに由来します。

自分が働いている会社が好きでない社員が、お客様を喜ばすことは
できない。だから成果は出ないし、儲からない。

社員に愛されない会社は、お客様にも愛されない。そういう会社が
取引業者や地域社会から愛されるはずもない。

こんな会社が多ければ、日本と言う国はどんどん不幸な国になって
しまうし、競争力も養われません。

そんなことを危惧して、日本の会社よ、愛される会社になりましょ
う!と僭越ながら、呼びかけているわけです。

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■愛されたければ、まずは与えよ
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社員から愛される会社になるために、どうすればよいか?

まずは、「与える」ことです。

納得のいく給与を与える。成長できる機会を与える。

「与えられるのを待っている社員などいらない」と言う経営
者がいますが、まずは与えないと始まらない。

社員を納得させる給与を与えるためには、稼ぐ必要があります。
利益を稼ぎ、社員に還元できなければ、愛される会社にはなれませ
ん。

愛されるためには、まずはこちらから愛することが必要です。

「愛する」ということは「与える」ということです。

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■成長の機会を与えよ
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成長の機会を与えることも重要です。

お金が足りなければ不満を持ちますが、お金さえあれば満たされる
というわけでもありません。

人間がモチベーションを上げるためには、「やりがい」を与える必
要があります。自分が成長できる仕事に人間はやりがいを感じます。
やりがいを与えてくれる会社を、社員は愛します。

「成長の機会」とは、責任のある仕事を自由裁量でやらせることで
す。自分の判断で仕事を進めていい。成果が出れば、それは全て自
分の手柄になる。但し、失敗した場合の責任も負う。

リスクはありますが、チャレンジできる環境は、人を成長させます。
人を成長させられる会社は、愛されます。

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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょう?

今、我が家には、1歳の赤ちゃんがいます。

赤ちゃんは、圧倒的に父親よりも母親になつくんですよね。父親と
してはとてもさびしいんですけど。

母親は生まれる前から、1日中一緒にいるわけですから当然と言え
ば当然ですが、「食事を与えている」という事実は、母親になつく大
きな理由になっていると思います。

なんだかんだ言っても、人間は与えてくれる人に好意を持つ生き物
なんですね。

愛されたかったら、まずは与えよ。

肝に銘じて頑張ります。

※自社を愛される会社にしたい人は→愛される会社プロジェクト

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■編集後記
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来月の6日に、名古屋で「価格戦略」についてのセミナーを行い
ます。価格というのは、マーケティングの中でも非常に重要なテーマ
なのですが、なかなか注目されない分野でもあります。今回は、価格
に関する興味深い事例を紹介しながら、じっくりと考えてみたいと思っ
ています。

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