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豊田礼人の基本的な考え方を
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2007/07/27

第119号【個と組織のチカラ】

一歳半の息子が仕事部屋に乱入してきて、書類を引っ掻き回すこと
に困惑気味な豊田です。暑くなってきてビールがおいしいですが、
メタボな腰まわりも気になる今日この頃です。夏の終わりに「やって
もうた~」とならないように気をつけたいですね!
では、本日のメルマガをどうぞ!

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■アジアカップ
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サッカーのアジアカップ準決勝で、日本代表はサウジアラビアに負け
てしまいました。準々決勝で強豪オーストラリアを破った勢いで挑ん
だのですが、残念な結果に終わりました。

試合は、サウジアラビアが先制し、日本が追いつき、また突き放され、
またまた日本が追いつき、最後にサウジアラビアが勝ち越しの点を奪
って勝ち、という展開でした。日本も粘ったのですが、常に相手の後
手にまわる苦しい展開でした。

この試合を見た人の多くが、サウジアラビアの選手の「個の力」の高
さを感じたと思います。終始日本がボールを支配し、組織的には相手
を上回っているのですが、一瞬のスキをついてくるサウジアラビアの
選手の個人技で失点を重ねました。

改めてサッカーという競技の中に、チームプレーと個人プレーの両方
の大切さが含まれていることを強く感じました。

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■個と組織
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企業に中にあっても、チームプレーと個人プレーは共存しています。
一人ではできない仕事も組織で取組むことによって、より高い品質で、
より早く行うことができます。

どちらかというと日本の企業はチームプレーを重視し、個人プレーに
走る社員を許さない傾向にあります。和を重んじ、皆のために自分を
犠牲にするという精神が尊ばれる文化も背景にあるのでしょう。

しかし、サッカーと同じように、我々の仕事も局面局面では1対1の
戦いを強いられます。時には1対多の場合もあるでしょう。こういう
場面では、「チームとして対応する」ことよりも「瞬時に個の力で突破
する」ことの方が、より良い結果が生まれることもあります。

皆で話し合って、合議によって結論を出す、という方法は、会社内を
統制するという視点からは有効ですが、競合とのギリギリの戦いの中
では、「遅い」「平凡」な結果を招きます。

サッカー日本代表も、優秀なMFの選手が「どうする?どうする?」
とボールを回しながらグズグズしている間に、強烈な個性を持つ相手
選手の一撃に沈んでしまったのです。

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■人的資源管理とは
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組織と個、あるいは企業と従業員との関わり方に影響を及ぼす経営上
の意思決定や行動の全てを統括する活動を、人的資源管理といいます。

これは、単に人事制度を設計し従業員を労働力とみなす旧来の「人事
管理」とは異なり、従業員を経営資源の一つと捉え、その有効な活用
と確保を目指すものです。

この人的資源を有効に活用するためには、1.個々の能力の向上と、
2.個人の目標と組織の目標との整合性をとること、が重要です。

ちょっと難しい話になりましたが、つまり、個人の能力をいかに伸ば
し、その個人の目標が組織の目標とバッチリ合っている時に、その組
織は最大限の力を発揮する、ということです。

日本代表チームは、日々のトレーニングによって能力を磨いている個
が、世界の競合に勝つという個と組織の共通の目標のもとに戦ってい
るので、理想的な組織といえます。

ただ、今回の試合では、相手の個の能力が抜きん出ていたために、総
合力で負けてしまった、ということなのですね。

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■自分レベルの視点で
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自分レベルで考えるとどうでしょう。

まず自分の能力を常に磨き、高めておく努力は欠かせません。中村俊輔
選手が筋トレするように、僕たちもトレーニングが必要です。

しかしトレーニングするにも目標が必要です。努力する方向性が間違
っていたら、結果は出ません。自分がこうなりたいという願望をはっ
きりさせ、その達成に必要な能力をつけるトレーニングが必要です。

あとは個人の目標と組織の目標とすり合わせです。これが合致している
人は少ないかもしれませんが、何とか共通点を探しましょう。まったく
共通目標が見出せない時も、頑張って見つけましょう。探せば絶対に
あります。

目標を決めて、あとは毎日トレーニング。チームでトレーニングもす
れば、自主トレーニングも必要です。セミナー行ったり、本を読んだり
コーチングを受けてみたり・・・・。

僕たちも、個を磨くことを義務付けられたアスリートなのです。

夏休み、筋トレしながら、脳トレもしてみます。

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■編集後記
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昨日は「木戸一敏」さんのセミナーに行ってきました。内容は、自分
が他人からどのように見られ、その自分をお客さんに売り込んでいく
ためにはどんなツールが良いのか?を考え、ワークするものでした。
僕の隣に座った関西人のおもしろい人とその隣のIT系の方は、僕の
第一印象を「後輩から慕われていそう」(そうでもないです)、「清潔
感がある」(そうでもないです)、「いい男っぽい」(まったくないです)
「カラオケ上手そう」(まったく下手です)、と言ってくれました。
いや~、お世辞炸裂の感がありますが、客観的な意見って本当に参考
になります。自主トレーニングのセミナー受講、これからも出没します。

(第119号終わり)

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