名古屋の経営コンサルタント レイマック

豊田礼人ブログ「シンプルなことの繰り返し」

2014/01/10

奇策や魔法の杖が欲しいんだけど

2014年、あけましておめでとうございます。

 

今年もこのブログともども、レイマック豊田をよろしくお願い致します。

 

いきなり私ごとですけど、

我が家は、1月1日の朝は外にモーニングを食べに行くという恒例行事がありまして、

 

今年は家族4人でガストに行きました。(お正月の朝ということでファミレス以外に選択肢があまり無い)

 

そのファミレスが好調みたいなんです。

 

昨年前半から中高価格店のロイヤルホストの業績が上向き始め、10月からはガストの売上が大きく伸びたそうです。

 

特に絶好調なのがデニーズで、2013年は天候不順だった4月を除き全月で前年を上回ったそうです。アベノミクス効果で消費者の財布のひもが緩み始めたのだとか。(日経MJ14年1月10日号)

 

ところで、デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムの社長は、元成城石井社長の大久保恒夫氏。

 

大久保氏がデニーズの立て直しのポイントとしていたのは、「あいさつの重要性」でした。

 

飲食店や小売店など接客業は、まずはあいさつを徹底することで、店が明るくなり、チームワークも良くなる。これがお客様に伝わり、愛されるお店になる。だから業績が上向く。

 

デニーズ社長に就任当時の新聞取材でこう答えていた記事に興味を持ち、氏の著書『実行力100%の会社をつくる!」をさっそく読んだことを思い出します。

 

その中で、大久保氏はあいさつの重要性をしっかりと説いています。

 

あいさつが重要、なんていうことは小学生でも分かること。

やろうと思えば誰にでもできること。

でも、実際できない。

 

1~2週間は出来ても、すぐに忘れてしまう。

上司がいる時は出来ても、いないときはやらない。

やってはいるが、すごく感じ悪いあいさつになっている・・。

 

あいさつができないということはマネジメントの問題。

誰でもできることができないということは、マネジメントレベルが低いということ。

 

小売業に奇策や魔法の杖はない。当たり前のことがきちんとできることが大切である。(by 大久保恒夫 セブン&アイ・フードシステムズ社長)

 

大久保社長は、今日の新聞で、教育体制の充実と現場への権限移譲を進めたことも、好業績の理由としてあげています。

 

その基本は、あいさつ。

 

単に声を発するだけのあいさつじゃなく、

 

相手に気持ちが伝わるような、そんなあいさつを。

 

今年は意識していきたいと思います。

 

【セミナーのお知らせ】

 

人間が最も苦手なことのひとつ、それは継続すること。

やり始めたことがいつの間にかやらなくなって(やれなくなって)、自己嫌悪に陥った経験、誰にでもあるのではないでしょうか。

しかし、誰しもが苦手に思っていることを克服出来たら、それだけで差別化できます。

継続できる力を見ん付ければ、自分も組織も今より数段強くなります。

継続するコンサルタント、レイマック豊田が2014年最初に選んだセミナーのテーマは「継続行動力の育て方」です。継続することで成長し、信頼を得て来た軌跡をお伝えしたいと思います。

 

【テーマ】中小企業・個人事業者のための継続行動力の育て方

【日時】2014年2月26日(水)19時~21時

【場所】ウインクあいち(名古屋駅前)

【料金】3000円(愛される会社プロジェクト会員は割引または無料)

【懇親会】あります。別途3000円程度必要。

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