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豊田礼人の基本的な考え方を
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2017/02/03

第616号 【そしてココロ消費へ】

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■まちゼミの勢いが増している
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今、日本各地の商店街で「まちゼミ」が行われています。

 

まちゼミというのは、
商店街の店主が講師となって、
自店で、
お客様にさまざまな「ゼミ(セミナー)」を提供するものです。

 

例えば、
ケーキ屋さんでしたら、
「親子でカンタン!クッキー教室」とか、
金物屋さんだったら、
「プロが教える包丁の研ぎ方講座」とか、
文房具屋さんだったら、
「初心者の為の万年筆講座」などのゼミを無料(もしくは低額)でやるのです。

 

商店街のお店が自店のプロ知識を活かして講座を作り、
ある期間の間、
商店街内のお店で一斉に開催します。
共同でチラシを作り、
集客も商店街のメンバーが力を合わせて実施します。

 

昨日はその、
全国のまちゼミ実施店が集まって事例を報告する、
「まちゼミサミット」が愛知県岡崎市で行われました。

 

僕もこのサミットに参加し、
そのエネルギーに触れてきて、
若干興奮気味なのです(笑)。

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■まずモノ消費からコト消費へ
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まちゼミは愛知県の岡崎が発祥です。
岡崎で人気を博したことがきっかけで、
今では全国47都道府県、200か所以上の商店街で行われています。
そして各商店街で、参加店・受講者とも年々増えているとか。

 

まちゼミがウケているのは、
「モノ消費」ではなく「コト消費」を刺激しているからです。

 

商店街でモノを買う人は減っています。
モノが欲しければ、
大型モールに行くか、
ネットで買います。
モノだけ欲しければ、そうします。

 

しかし、
地元の商店で、
自分の興味があること、
つまり「体験型」の「コト」がゼミという形で行われるとしたら、
ちょっと行ってみようかという人が出て来る。
地元の人が協力して、がんばっているんだな、
と興味が湧く人も出て来る。

 

そしてゼミには先生(店主)がいて、
その人間性に触れながら、
1時間ほどの時間を過ごす。
同じ興味を持ち、同じ地域に住む仲間と出会えることも魅力。

 

この「コト体験」が店への愛着や信頼となり、
「受講者」が「顧客」へと変化していくのだそうです。

 

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■そしてココロ消費へ
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モノ消費から、コト消費へ、
ということが言われて久しいです。

 

コト消費は、体験だったり、人間とのふれあいだったり、
モノを得るだけでは得られないものが得られる、
ということが魅力で、
モノ余りの時代の消費の形として登場してきました。

 

そこには、「精神的な満足」への欲求があります。

 

マズローの「欲求5段階説」で言えば、
最上位の「自己実現の欲求」につながるものです。

 

学びたい、とか、成長したい、とか、地域に貢献したい、とか。
自分ならではの内面的な達成や自己承認を求めている。
そういうものに対しては、
お金も時間も積極的に使う。

 

つまり、コトの先には、ココロの充足がある。
いわば「ココロ消費」。

 

現代の人はこれを求めているものかもしれません。

 

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■自分レベルの視点で
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自分レベルではいかがでしょうか?

 

あなたが売っているものは何ですか?

 

モノですか、コトですか、それともココロの充足ですか。

 

もしあなたが、
単にモノやサービスを売っているだけだとしたら、
そこにコトやココロを付加することができないか、
考えてみてください。

 

あなたの事業に関する「プロ知識」を活かして、
無料の講座を実施してみてもいい。

 

いわば、「ソロまちゼミ」(笑)。

 

お客様は学びたいと思っています。
知らないことを知りたいという、
知的好奇心を満たすことで自己実現したいと思っています。

 

そして自己実現欲求というココロの欲求を満たしてくれるあなたを、
信頼し、ロイヤルティ(愛着)を感じてくれるはずです。

 

あなたはその道のプロなので、
いろいろと教えられるネタがあるはずです。

 

あなたにとっての当たり前が、
お客様にとっては目からウロコかもしれません。

 

あとはやるか、やらないか、だけ。

 

今日も、応援しています。

 

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■編集後記
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まちゼミのことは前から知っていましたが、
昨日の「まちゼミサミット」に参加して、
より理解が深まりました。
まちゼミには小規模事業者が顧客を増やすヒントがあります。
本当に行って良かった。
強引に僕を誘ってくれたお客様、感謝です!

 

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