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2012/08/17

第383号【他人がやらないことをやる】

◎今週のメルマガ 【他人がやらないことをやる】

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■絶対に社長になってやる!
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家が経済的に苦しいことを理由にいじめられていた少年は、ある日
将来、絶対に社長になってやる!と決めました。

社長になれば、みんなが自分の意見を聞いてくれるはず。しかし小
学3年生だったその少年は、どうすれば社長になれるのか分かりま
せん。

そんな時、地元の窯業(焼き物)に目が向きました。

窯業は、汚れるし、重たいし、きつい、いわば3K職場。だから
誰もやりたがらない仕事だったそうです。

でも、誰もやりたがらない仕事だからこそ、一生懸命やれば社長に
なれるかもしれない。

少年はそう考え、20数年後に実際に窯業の会社を起こし、社長にな
りました。そして、本業での業績を伸ばす一方で、地域の教育問題
にも積極的に取り組み、大きな影響力を持つ存在になりました。

先日インタビューした手作りタイルのメーカー、ワッツビジョンの
横井社長のお話です。

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■人がやらないことをやる
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横井社長のワッツビジョンが扱う商品は「手作りのタイル」。

機械化・自動化が進むタイル業界で、手作りで製造するメーカーは
珍しい。理由は、汚くて重労働である“手作り”は、工場に人が集
らず、会社が成り立たないからなのだそうです。

しかし横井社長はユニークな制度と熱意で人を集め、手作りでしか
作れないオリジナルタイルを製造販売する同社を軌道に乗せました

世の中、既製品のタイルばかり。

だからこそ、手作りでしか作れない風合いのタイルを求め、全国か
ら注文が来るそうです。しかも利益率は高い。

同社のタイルが採用された建物は、東京大学、早稲田大学、軽井沢
プリンスホテルなど、錚々たる建物が並びます。

誰もやりたがらない分野で身を起こし、その分野の中でさらに誰も
やらない仕事に特化したことで、オンリーワンの存在になったので
す。

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■高収益の秘密は、量産しないこと
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高収益企業として、たびたび戦略系の書物に紹介されるヒロセ電機
は、コネクターの専業メーカーです。

特筆すべきなのは、新商品がヒットして市場が拡大し、量産化に移る
時点で、その商品から撤退してしまうという戦略です。

量産化され、標準化されてくると当然競合メーカーが参入してきます。
そして価格競争が始まり、作れど作れど全然儲からないという状態に
突入します。

ヒロセ電機は皆がやりたがる量産品には手を出しません。ロットが少
ない特殊用途のコネクターに特化し、開発品が標準品になると、販売
を止めてしまうのです。

他社がやらない分野で常に新商品を開発し、みんなが参入してきたら
すぐに止める。これを一貫してやり通す。

ここに、ヒロセ電機の高収益の秘密があるのです。
(参考:『経営戦略を問いなおす』三品和広)

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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょうか?

他の人がやらないことをやるというのは、結構難しいものです。

しかし、述べてきたとおり、みんながやることを同じようにやった
ところで、満足のいく利益を得ることはできません。

みんながやらないことをやってこそ、そこに価値が生まれ、価値が
利益を生み出します。

ところで、みんながやらないことって、実は自分も「嫌だな」と思
っていることではないでしょうか。

だから、「嫌だな」とか「やりたくないな」と思ったとき、ちょっと
待てよ、と立ち止まり、これはチャンスかもしれないと発想を転換す
ることが重要です。

僕は毎月経営者にインタビューして、膨大な時間を使ってそれを文
章にし、会報誌にして発行しています。
http://www.raymac.jp/lp

あまりに大変すぎて、時々心が萎えそうになりますが笑、

「ちょっと待てよ。こんなこと4年以上も続けている人も、なかな
かいないんじゃないか?それだけで差別化になるのではないか?」

と自分に言い聞かせ、続けております。

自分が嫌だと思うことは、他人も嫌だと思うはず。

それをあえて一生懸命やってみると、新しい道が開ける。

差別化のタネって、実はそういうところから生まれるのではない
でしょうか。

そんな気がします。

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■編集後記
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お盆が終わり、通常モードに戻りつつあります。僕は休みの間、
「竜馬がゆく」を持ち歩き、読んでいました。夏になると、なぜか
文庫本が読みたくなるんですよね。これで何回目かの竜馬ですが、
何度読んでもその生き様に感銘します。竜馬のように生きるのは凡
人の自分には無理ですが、その精神だけはいつも心に持っていたい
と思います。

【第21回 愛される会社プロジェクトセミナー】
テーマ:『小さな会社こそ、ブランド戦略!』
日時:2012年8月28日(火) 19時~20時45分
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