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豊田礼人の基本的な考え方を
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2011/07/01

第324号【ネット社会での購買ステップ】

名古屋は猛暑日が続いています。暑いのは嫌いじゃありませんが、
多少バテ気味です。

※ブログは平日ほぼ毎日書いています。↓
http://ameblo.jp/raymac/

(連続324週間、無休で発行しています。)

◎今週のメルマガ 【ネットはあなたを裸にする】

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■ネット企業が老舗を凌駕する
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ネット企業が老舗企業と比べた収益力で一段と存在感を高めている
と日経新聞が報じています。(日経2011年6月30日夕刊)

「楽天市場」の11年度の予想経常利益は730億円で、百貨店の老舗
である三越伊勢丹ホールディングスの280億円を大きく上回る。

2000年創業の衣料品通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」
を運営するスタートトゥデイの同利益は85億。リアル店舗で衣料
品を扱う丸井グループの145億円にはまだ届きませんが、その成長
力から株価は1年間で2倍になったとか。

旅行業界でもネット企業の躍進が目立ちます。ネット系の楽天トラ
ベルの11年度の予想経常利益は102億円、JTBの81億円を上回ると
見込まれています。

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■ネット企業の信用力は高まりつつある
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小売・サービス分野の消費全体に占めるネット通販の比率を表す
「EC化率」は2.46%(10年度)。アメリカは5%前後なので、ま
だまだ伸びる余地はありそうです。

ネット上のものは「やや信用力に劣る」というのがこれまでの世間
での評価でしたが、楽天やZOZOTOWN、それにアマゾンなど
のネット企業の成功により、ネット上で買い物をすることへの抵抗
はほとんど無くなりつつあると言って良いでしょう。

もともとリアル店舗しかなかった企業も、その多くがネット通販に
進出しています。例えば三越伊勢丹は、オンラインショップのサイ
トを用意していますし、他の百貨店、小売店の多くもネット通販を
行なっています。

ネット専業企業の社会的存在感の拡大と、もともとはリアル店舗の
みだった企業がネット通販に進出するという大きな2つの流れによ
り、ネット上でのビジネスの信用力が以前とは比較にならないほど
向上しています。

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■検索されなければ、この世に存在していないのと同じ
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これだけネット通販が伸びている背景には、ネット企業の信用力が
上がったことに加え、ネットを使う環境が整ったということがあり
ます。

パソコンが普及し、接続環境も快適になり、さらにはスマートフォ
ンの台頭により、ネットにつながることがとても身近なものになり
ました。

そうなると人々の購買活動の方法も変わります。僕達はモノを買う
とき、まずネットで検索し、比較し、調査するというステップを経
てから購買行動を起こすようになりました。

ということは、まず検索された時に検索結果に表示されなければこ
の世に存在しないものと見なされてしまいます。

検索された後は、比較され、調査されます。競合商品・競合企業と
の違いや特徴などをじっくり検討されます。ということは、比較や
調査に耐えうる情報を提供し、お客様を納得させなければ、購買し
てもらえないということです。

ネット社会になったことで、口八丁手八丁の営業トークではモノは
売れなくなりました。ウソや誇張や怠慢はすぐに見透かされてしま
うのです。

逆に言えば、まじめにコツコツと仕事を積み重ねてきた企業が、そ
の仕事ぶりやその道のプロとしての情報ををきちんと発信すること
で、正しく評価され、選ばれる時代になっていくのだ、というのが
私の考えです。

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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょう?

ツイッターやフェイスブックの隆盛で、個人が手軽に気軽に情報発
信する時代になりました。

しかしこれも、何でもかんでも発信すればいいというフェーズはそ
ろそろ終わりが近づいていると思います。

昨日何を食べた、とか、今どこそこのカフェでお茶してます、とい
うことなんて、わざわざ大人が時間と金を使って発信することと
はどうしても思えません。

発信した情報は、他者と比較され、調査・評価されます。

この人は何の目的でこれを発信したのか?コンセプトは何か?ビジ
ョンは何か?一貫性はあるか?

そして、信用できるか?

ネットはどんどん便利になり、どんどん普及し、どんどん重要に
なっていくでしょう。

そうなればそうなるほど、人間というアナログな存在のあり方も
重要になっていくと思います。

ネットはあなたを裸にし、ライバルと比較する。そして評価する。

それに耐えうる、高品質で誠実な存在であることが、やっぱり大事
なんだなと感じています。

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■編集後記
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6月が終わり、今年も半分が過ぎました。振り返ると、ここに来て捲
いた種から芽が出始めていることを実感しております。残り半年で
どこまで育て、刈り取れるか。今からワクワクしています。

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(第324号終わり)

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