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豊田礼人の基本的な考え方を
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2009/09/25

第232号【すごい人に見せかける力8】

先日は、中部国際空港(セントレア)でレスキューファイヤーの
ショーがあったので、子供をつれて見に行きました。レスキュー
ファイヤーって、今ちびっ子に大人気の戦隊モノです。ショーは
さておき、久しぶりに飛行機を間近に見て興奮しました。あの巨体
が飛ぶシーンは感動します。気のせいか、JALの飛行機は元気が
なく、薄汚れたように見えました。何とか再建して欲しいですね。

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■ 特別編の第8回目です。前号までのあらすじ
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特別編も8回目です。前号までは、人前で話せる人はすごく見える、
ということで、そのコツなどを書いてきました。今回は、文章が書け
る人はすごく見える、というテーマです。私もこうして何とかメル
マガを書いていますが、始めた当初は悲惨なくらい下手くそでした。
それでも書き続ける中で見えてきたものをご紹介したいと思います。

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■読書感想文に対するトラウマ
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文章を書ける人はすごい人だという評価を受けます。その文章が多
くの人の共感を呼ぶものであれば、出版という形で本になり書店に
並ぶことになります。

こうなるとますます「すごい」ということになります。出版は英語
では「パブリッシング publishing」と表現されるとおり、公にな
るという意味が含まれます。出版して公になるということは、世の
中に認められたということであり、これを達成できる人は本物だと
いうことになるんですね。ミュージシャンがメジャーデビューした
り、会社であれば上場したりするようなものです。

文章が書ける人をすごいと評価してしまう裏には、僕たちが小学生
時代の夏休みに課せられた「読書感想文」という宿題に対するトラ
ウマが潜んでいる気がします。

この読書感想文という宿題は、夏休みを遊んで過ごしたいと願う小
学生にとっては本当に大きな壁となります。読書感想文を書くため
には、まず学校が指定された図書を読まなくてなりません。

この学校側が指定された図書というのは、先生や教育委員会の大人
たちが「小学生が読むとタメになる」と判断した本であり、当の小
学生にしてみれば全く興味がない場合が多いです。そもそも、小学
生が一律で面白いと思う本などありえない。

自分で「面白そうだ」と選んだ本ならまだしも、「これ、ためになる
から読んでみて」と薦められてもそう簡単に納得するほど小学生も単
純ではありません。自分で決めたことは積極的に取り組むが、他人が
決めたことには身が入らないというのは、老若男女、今も昔も同じで
しょう。

かくして、夏休みの終了間際になってイヤイヤ読み、まったく面白く
ないと感じながらも無理やり原稿用紙のマスを埋めて出来上がったも
のは、読書感想文ではなく、読書要約文のようになってしまうのです。
そこには残念ながら達成感はありません。

その後、大学受験の時に少し小論文的な授業を受けた思い出はありま
すが、それ以外はほどんど文章を書くことなどなく過ごした僕達が、
いきなり文章を書くことはとてもハードルが高いのです。ましてや人
の心を揺さぶるような良い文章書くなどということはほとんど不可能
と言ってもよいのではないでしょうか。

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■成熟した社会では文書力が勝敗を決める
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しかし文章を書くということは、これからの時代においてとても重
要なことになってきます。現代の日本は成熟社会です。どこの会社
の技術レベルも上がり切り、サービスレベルも競い合って上げ続け
ている世の中において、販売する商品やサービスで他社と差別化す
ることは難しくなってきています。

はっきり言って、どこの飲食店で食べてもそこそこ美味しいし、逆
にマズイ店を探す方が難しいのではないでしょうか。ソニーのテレ
ビでもシャープのテレビでも、どこがどう違うのか僕には分かりま
せんし、トヨタ車でもホンダ車でも、乗る側としては大差はないで
しょう。

こういう商品やサービスそのもので差別化が難しくなってきている
世の中では、ブランド力を高めなければいけない、ということが声
高に叫ばれます。商品やサービスの機能や品質で差をつけられない
のであれば、ブランドの威光を高めて指名買いしてもらおうという
作戦です。しかもブランドの力を高めることに成功すれば価格競争
からも脱することができます。「御社の商品じゃなくてはダメ」とい
うファンが増えれば増えるほど、利益率を高く維持できるようになる
んですね。

大企業は大金を投じてブランドを強化していきます。しかし中小企
業や個人はそうはいきません。そういう資本的弱者がブランドを際
立たせていくためには、自分達の思いを含めた良質な情報発信を継
続的に行なっていく必要があります。

幸い現在はインターネットが普及した社会ですので、発信をするこ
とはほぼ無料で行なうことができます。インターネットが普及する
前の社会では、情報を発信するためには高額な料金を払ってマスメ
ディアを使うか、チラシやダイレクトメールなどの紙の媒体を利用
するしかありませんでした。

しかし現代は、ブログやメールマガジンを使って情報発信すること
はほぼ無料ですし、アドワースなどのクリック保証型のウェブ広告
は、非常に良心的な価格で利用することができます。中小企業や個
人はこれを積極的に活用することがブランド構築には欠かせません。

その時に問われることが文章力です。文章で自分達の思いや仕事に
対する姿勢、商品に関するこだわりを表現する力が、他社と差別化
するために非常に重要になってくるのです。お客さんの心の中にあ
るモヤモヤとした感情を文章によって明確にしてあげることで、「そ
うそう。私の今の気持ちはコレ!よく分かったわね」という共感を
得ることを目指すのです。

ブランドとはお客さんの心の中の期待を理解し、その期待に応え
ることを約束することで形成されていくものです。大量の資金を
使った広告宣伝でお客を刺激し脳裏にブランドマークを焼き付け
ることが可能な大企業とは違い、僕たち中小企業や個人は文章に
よってお客さんを刺激していくことが、これからますます重要に
なってくるのです。

(次号に続く)

どうでしたか?面白いと思った方は下記のURLをお友達などに
転送して、メルマガ登録をして頂けるようにお薦めくださると、
大変嬉しく思います。厚かましいお願いですみません(豊田)
http://www.mag2.com/m/0000155430.html

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■編集後記
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中部国際空港(セントレア)では、台湾ラーメンで有名な味仙に入
りました。「名古屋めし」の一角としての出店だと思いますが、あの
辛いラーメンは、僕にはハード過ぎました。その日の夜、体調が崩
れるくらいお腹が痛かったです。おいしいけど、今後は控えます。

(第232号終わり)

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