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豊田礼人の基本的な考え方を
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2009/06/12

第217号【パーティを止めよう】

6月23日(火)に愛される会社プロジェクト(愛P)の第2回勉強
会を行ないます。今回のテーマは『戦略が会社とあなたを成長させ
る』です。時間のある方は覗いてみてくださいね。

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■パーティはやめられない
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リーマン・ブラザーズの元CEOのリチャード・ファルド氏は、ア
メリカ議会の公聴会でこう発言したそうです。

「皆が踊っている間はパーティはやめられない。たとえそれが非合理
的なものであったとしても」

将来の破綻がわかっていても、このパーティを続けている間は儲か
る。皆が儲かっているのに自分だけやらないわけにはいかない、とい
う心理に皆が襲われていたのだというのです。

リーマンはじめそこに関わっている人々は世界でもトップレベルの
優秀な金融マン。その彼らであるなら、この乱痴気パーティを続け
ればどうなるかは予想できたはず。

にもかかわらず止められなかったのは、「赤信号、皆で渡れば恐くな
い」という状態だったからだと名古屋大学教授の加藤英明氏は述べ
ています。(09年5月27日日経)

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■変えるにはインセンティブが必要
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せっかく盛り上がっているのに、「もうやめよう」と言うことはとて
も勇気のいることです。KYだと非難されるかもしれない。そうなる
くらいだったら、皆といっしょに盛り上がろうと思うのは仕方がない
ことなのかもしれません。

こういう状況は、むしろ日本の企業の中で多く見られます。
元産業再生機構COOの冨山和彦氏は自身の著書の中でこう言ってま
す。

「ムラ社会でまず嫌われるのは、調和を乱す人間、俗に言う『空気
を読めない人』である。みんなが同じ暗黙の契約を持ち、優等生で
あろうとしている時に、この会社はおかしい、外を向こう、会社を
変えよう、などとは絶対にいえないのだ」と。

これは間違っているから変えようと叫び、皆が結束して立ちむかう、
というのはドラマの世界ではよくある話。ですが現実の社会では、
変えようと叫ぶためには変えた後に明確なメリットが自分に無けれ
ばできるものではありません。

現状のまま平穏無事に仕事ができるということの方に強くメリット
を感じている人は、わざわざ時間と体力を使って変えようとはなか
なか思わないのです。これは個人の挑戦意欲とかそういうものでは
なく、変えることにインセンティブを感じなければ、動かないとい
うのは至極当たり前のことなのです。

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■変革は簡単ではない
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以上のことは大企業病の一つとして語られることが多いですが、中
小企業においても状況は同じです。

企業の大小を問わず、変化することは口で言うほど簡単なことでは
ありません。中小企業のコンサルティングを業とする身のボクです
が、「変革」に対して積極的な社員さんにはほとんど出会ったことは
ありません。

これは年齢や性別は一切関係ありません。若い女性を巻き込んで新
しいことに取り組んでもらおうとしたことがありますが、よほど変
わることに抵抗があるのか、ことごとく拒否されたことがあります。

まあ、ボクの力不足の面も多々あったのかもしれませんが、変革を
行なうためのインセンティブをしっかりと明確にしなければ、どん
な人でもやすやすとは動かないのだということを痛感した思い出で
す。

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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょう?

人間は変化が苦手です。変わってしまえば楽になると分かっている
のに、その手前で躊躇してしまうことは、ほとんど人間の習性と言っ
てもいいのかもしれません。

ダイエットが成功しないのもそれが原因なのでしょうか?

痩せたければ、食べる量を減らせばいい。消費するカロリーよりも
摂取するカロリーを減らせば確実に体重は減るでしょう。

しかしこれが難しい。とても単純なことなのに、難しい。美味しい
ものを食べれば一時的には幸福感に満たされるものの、それが将来
の体型を崩すことになる。そのことは十分わかっているはずなのに、
自分がコントロールできない。

それほど自分を律することは難しいのです。

リーマンショックに始まった今回の不況を振り返り、アメリカの金
融界の乱痴気パーティのツケを回されたことに憤りを感じつつも、
その渦中にいたら果たして自分を律せられたかについては正直自信
がありません。

最近少し太くなった腰回りを見ながら、そう思ったのでした。

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■編集後記
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名古屋も梅雨入りしたようです。これから一ヶ月強の間、ジメジメし
た季節が続くわけですね。今月で今年の半分が終わります。バタバタ
と時が過ぎていきますが、半分終わったところで計画の進捗を振り返
ってみましょうね。ボクは少し遅れ気味です(汗)。さて今月23日は
愛Pの勉強会です。お会いできることを楽しみにしています。ではま
た来週。

愛P勉強会の参加申込みはこちらから↓
第2回愛P勉強会 http://raymac.jp/seminar0906.pdf

(第216号終わり)

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