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豊田礼人の基本的な考え方を
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2008/07/18

第170号【宴会部長は必要か?】

久しぶりにビアガーデンに行って、暑い暑いと汗かきながら、ビー
ルをグビグビ飲んで、「うめーっ」と叫んでいる豊田礼人です。皆さ
んはビアガーデン行きましたか?

ということで、本日のメルマガをどうぞ!
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■宴会部長は必要か?
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会社の中には一人くらい「宴会部長」と呼ばれる人がいます。
天性の明るさやノリの良さで宴会の場を盛り上げてくれる人です。

暗い雰囲気でお酒を飲むよりは、明るく盛り上がって飲んだほうが楽
しいので、こういう人の存在は時にとてもありがたいです。場が盛り
上がれば、なんとなく皆が和気あいあいとした雰囲気になり、組織の
結束が強くなる効果を感じることも、あります。

しかし一方で、この宴会部長が本来担うべき「組織への貢献」が達成
されていない時、組織の人間関係は必ずしも良くなるわけではありま
せん。いくら飲み会の盛り上げ方は上手くても、例えば営業マンとし
て組織に貢献していなければ、彼は本当の意味で組織の一員にはなれ
ません。

本来の任務において、組織に貢献してはじめて組織のメンバーとの間に
良好な人間関係が築けます。それなくして週末の宴会のみで目立った
としても、月曜日には相変わらず居心地の悪さを感じることになるで
しょう。

人気抜群のサッカー選手が新チームに移籍したときに、たとえ彼の入
団により観客動員数が増えてチームの財政が潤ったとしても、ピッチ
で結果を出さない限り、彼は永久に居心地の悪さを感じることになりま
す。それと同じです。

だからこそ彼は、得点という結果を出して初めて、「チームの一員に
なれた」と喜ぶのです。

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■貢献に焦点を合わせる
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ドラッカーはこう言いました。

「組織に働くエグゼクティブは、人間関係について優れた才能を持つ
ことによって、よい人間関係を持てるわけではない。自分の仕事やほ
かの人間との関係において、貢献に焦点を合わせることによってのみ、
よい人間関係をもてるのである」

「仕事や課題に焦点を合わせた関係においてなんの成果もないならば、
温かな感情や会話も、無意味である。むしろ、ねじれた関係のとりつく
ろいにすぎない。逆に、関係者全員にとって成果をもたらす人間関係
であるならば、時おり失礼な言葉さえ、人間関係を壊すことはない」と。

貢献のないところにある人間関係は、虚しいものである、ということ
なんですね。

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■あなた自身は貢献しているか
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無愛想に仕事をする人よりは、ニコニコしながら仕事をする人と、で
きれば仕事をしたいと思います。

しかし、必ずしもそれだけで良いわけではありません。むしろ、多少
愛想が悪くても、きちんとアウトプットを出し組織に貢献している人
の方が、信頼を得るでしょう。

「あの人は、仕事はできない(していない)けれど、いい人です」と
言われる人とは、良い人間関係は結べません。なぜなら、自分が貢献し
ている組織、あるいは貢献したいと思っている組織に貢献していない人
を許容できるほど、人格者でいることは困難だからです。

もし、そういう人と真の人間関係を築けているとしたら、もしかしたら
あなた自身も組織に貢献していない人かもしれない、と言ったら言い
すぎでしょうか。

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■自分レベルの視点で
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さて、自分レベルではどうでしょう?

自分が営業マンだったとして、お客様と仲良くなることはとても大事
なことです。ボクも営業マンだったころ、お客様の趣味や家族、出身
地などの情報を覚えて、必死に話を盛り上げたりしていました。

ノートを作って、上記の内容の他、前回話した内容なども書きとめて
おき、商談前に目を通しておくのです。それを話題にすることで仕事
がしやすくなるし、引き合いの機会が増えることも事実としてありま
した。

しかし、お客様に合わせて太鼓もちをしているだけでは、いずれ限界
がきます。笑っているだけでは、もう一段上の人間関係は結べません。
時には、お客様に反対意見を言うことになったとしても、相手の組織
に貢献できることを主張しなければいけません。

宴会部長で終わるのではなく、本来の任務でお客様に貢献する。
それが、自分の属する組織に貢献することにもつながります。

貢献のあるところには信頼が生まれ、人間関係が良好になります。

そもそも、自分はどのような貢献を相手から期待されているのか?
時々、こう自分に問いかけることで、今の自分を見つめなおして
みることも必要だと感じます。

ボクはといえば、このところ毎日、自分に問いかけています。

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◆今週の一冊『コアラ社長の経営戦略』 小原隆浩 著
★★★☆☆(星3つ)
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岐阜県多治見市という地方都市で不動産会社を起業し、大成功して
いる社長が書いた本です。住宅会社でトップセールスマンになり、そ
の後地元に戻って起業し、そのユニークな発想と行動力でまたたくま
に売上を伸ばし、店舗数・社員数も順調に伸ばしているやり手社長で
す。限られた開業資金で、地方で起業して成功するためのノウハウが
たくさん紹介されていて、とても興味深く、ぐいぐい引き込まれなが
ら一気に読めちゃいます。自分の意思で起業し、自分の意思で経営し
ていくことの楽しさがヒシヒシと伝わってきました。起業家はもちろ
ん現役の経営者の方にも参考になる一冊だと思います。

興味のある方はコチラカラ↓
http://raymac.jp/archives/273

【注】評価基準
★★★★★ 赤線率50%以上 睡眠時間削っても今すぐ読むべし!
★★★★☆ 赤線率30%以上 今読んでる本が終わるやいなや即!
★★★☆☆ 赤線率10%以上 読んでおけば尚可か
★★☆☆☆ 赤線率5%以下  暇をつぶす必要に駆られた時にでも
★☆☆☆☆ 赤線率ほぼゼロ  立ち読みで可

※赤線率とは、豊田が興奮して赤ペンで線を引く割合です。
※評価はあくまで私見です。ご了承ください。

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■編集後記
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この前、久しぶりに昔仕事でお世話になった人に偶然会いました。そ
の方はボクより10歳近く年上なんですが、海に山にとアウトドアスポ
ーツをこよなく愛するスポーツマンです。ここ2年くらいはボクシング
にもはまっているらしく、その面白さを、とても楽しく話してくれます。
もちろん趣味だけでなく、仕事も出来る方で、組織への貢献もしっかり
果たしている素晴らしい方です。あんなオトナになりたい!とまたして
も目標ができました。

(第170号終わり)

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