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豊田礼人の基本的な考え方を
書いているメルマガです

2008/01/18

第144号【個人力と組織力】

日経新聞と日経MJをとっていたのですが、この2紙には「チラシ」
が折り込まれないので、チラシみたさに中日新聞もとることにしま
した。チラシの研究が目的ですが、一番喜んでいるのは妻です。

ということで、本日のメルマガをどうぞ!
(連続144週間、無休で発行しています!誰か褒めて!)

◎ブログ書いています。↓↓↓
ブログ『サンボー豊田礼人の散歩 a GO!GO!』
http://raymac2.exblog.jp/
◎ホームページへも、是非。↓↓↓
公式サイト
『◎売上増加のキーワードは、整理整頓です
~戦略を立てるのは、その後で~』
http://www.raymac.jp

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■練習方法の違いとは?
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アメリカ大リーグと我が国プロ野球の両方を経験した選手が、双方の
練習方法の違いについてこう言います。

「アメリカでは選手が集まって行う練習の時間は短く、自主トレなど
選手個々の自主性を重んじる練習方法が中心です。一方、日本では全
体練習の時間が気が遠くなるほど長いですよね。プロなんだから、自
主性に任せればいいと思うんですよ。子供じゃないんだし。活躍した
いと思っている選手は、一人でもしっかり練習しますよ」

と言うのです。

プロの世界では、自分だけが頼りであり、人から言われないとやらな
いヤツはだめだ。やらなければライバルの誰かに抜かれるだけのこと。
球団が管理して練習させるのはおかしい、という主張です。

この手の話はよく聞きます。そして、「確かにそうだ」と妙に納得し
てしまいます。プロの世界は弱肉強食だから、そうあってしかるべき
だということですよね。

しかし、日本のプロ球団側にしたって、個人の自主性に任せてチーム
が強くなるのであれば、全体練習などしないでしょう。全体で練習す
ることのメリットがあると考えているからこそ、先述のような外野の
声に逆らって、ここまで続けているのだと思います。

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■高校生みたいな猛烈練習の効果
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大リーグが自主性を重んじるのはアメリカ人の国民性もあるでしょう
が、もう一つ、「代わりの選手はいくらでもいる」という選手の裾野
の広さあるはずです。選手層が日本とは比べようがないくらい厚いか
ら、球団側が尻を叩いて練習させる必要はなく、自己責任でトレーニ
ングをさせるのだと思います。

しかし日本では、代わりになる選手の数に限りがあるため、そういう
選手の台頭を期待するよりも、今いる(力量がわかっている)選手を
さらに鍛えた方が効率良くチーム力をアップさせることができると首
脳陣は考えている、と思うのです。

昨シーズン優勝したドラゴンズの落合監督が、高校生みたいな猛烈な
肉体系のハードトレーニングを選手に課したのはそういう考えがあっ
たからだと思います。(絶対にそう思います!)

ああいう練習を大リーグの選手にやらせたら、みんな他球団へ逃げち
ゃいますよね。

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■薄い選手層でどう戦う?
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会社の中でも同じことが言えます。

働きの悪い社員を辞めさせることは簡単です。しかし、代わりにもっ
と優秀な社員が採用できる保証はどこにもありません。特に現在は人
手不足なので、人を採用したくてもできないという会社で溢れていま
す。

こういう状況ですから、会社側は、人材を選ぶことができなくなって
きています。“選手層”が非常に薄い中での戦いを強いられているの
です。

だとすれば、会社としても社員の自主性に任せておくわけにはいきま
せん。やる気がないなら辞めろ、と言ってはいけないのです(言い
たい気持ちは分かります!)やる気がないのなら、やる気が出るよう
に会社側で対策を打つ必要があるのです。スキルが低いのであれば、
高まるようにトレーニングメニューを考え、実行させなければいけな
いのです。

“代わりの選手”を簡単に補強できない今、現有の戦力をまとめあげ、
戦力の底上げを忍耐強くできる会社が、最後に勝つのです。

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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょう?(さあ、考えよう!)

自分個人としては、当然自主トレが必要です。スポーツ選手が走り込
みや筋肉トレーニングをするように、我々ビジネスの世界に生きる者
もトレーニングが必要です。

例えば、本を読んだり、セミナーに参加したり、資格試験に挑戦した
り。自分の力を向上させたいと思うのであれば、こういう自主トレは
死ぬまで続けなければいけません。

一方で、自分を組織人としてとらえるのであれば、その組織全体での
トレーニングをすることで、組織力をアップさせることも重要なこと
になります。

営業部門でいえば、営業マン一人ひとりの能力をアップさせることは
当然ですが、チームとして行動する力も上げる必要があります。例え
ば連携を強化することでお客様への対応力を上げるとかアイデアを出
し合うことで提案力を高めるといったことです。

プロとして自分の能力を高める努力をすることは、非常に重要です。

そして、組織人として、組織力を高める努力も、非常に重要です。

この両輪のバランスを取ることが、企業にもスポーツチームにも大切
なのです。

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■今週の一冊 『リクルートのDNA』  江副浩正 著

★★★★☆
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リクルート創業者である著者の自伝的な本です。多くの優秀な起業家
を輩出し続け、自らも好業績を続けるリクルートという会社がどのよ
うに作られたかが良く分かります。起業当時から時代のニーズをたく
みにとらえ、ビジネスを拡大していくサクセスストーリーは、読み物
としてもオモシロさ満点です。また、時の有名人との交流秘話なども
そこかしこで登場し、読む側を飽きさせません。この本から、あらた
めて、理念を口に出し、紙に書いて社員に伝えていくことの重要さを
確認しました。ベンチャー立ち上げを考え中の方には是非、の一冊です。

興味のある方はコチラカラ↓
http://www.raymac.jp

【注】評価基準
★★★★★ 赤線率50%以上 睡眠時間削っても今すぐ読むべし!
★★★★☆ 赤線率30%以上 今読んでる本が終わるやいなや即!
★★★☆☆ 赤線率10%以上 読んでおけば尚可か
★★☆☆☆ 赤線率5%以下  暇をつぶす必要に駆られた時にでも
★☆☆☆☆ 赤線率ほぼゼロ  立ち読みで可

※赤線率とは、豊田が興奮して赤ペンで線を引く割合です。
※評価はあくまで私見です。ご了承ください。
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■編集後記
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昨日の名古屋は恐ろしく寒かったですね。風邪をひかないように気を
つけなければ、と帰宅後のウガイと手洗いは欠かせません。でも、冬
が思いっきり寒いというのは健全で、なんだか嬉しいですよね。暖か
いと過ごしやすいですが、なんだか気持ち悪いですからね。話がズレ
ますが、ニュース番組でキャスターが地球温暖化の話を深刻な顔で伝
えた後に、お天気お姉さんが「明日は4月中旬なみの暖かさで、過ご
しやすいですよ~」と笑顔で言っているのを見ると、複雑な気分にな
るのはボクだけでしょうか。それでは、また来週。

(第144号終わり)

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