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豊田礼人の基本的な考え方を
書いているメルマガです

2011/05/13

第317号【高業績のために長期戦略は不可欠】

名古屋は雨続きです。これからだんだんと蒸し暑くなって、ジメジ
メした梅雨へと突入するのでしょうか。ただ、年を重ねるにつれ、
「寒いより暑い方が好き」になっていく自分に少々戸惑っておりま
す笑。

※ブログは平日ほぼ毎日書いています。↓
http://ameblo.jp/raymac/

(連続317週間、無休で発行しています。)

◎今週のメルマガ 【高業績のために長期戦略は不可欠】

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■大塚製薬の長期戦略
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大豆の炭酸飲料「SOYSH」を発売した大塚製薬の記事が、ビジ
ネス誌『東洋経済』に載っていました。

開発上の苦労はたくさんあったようですが、そのコンセプトの斬新
さと容器の可愛さ、女優木村多江のCMの話題性もあり、注目度は
高まっているようです。

記事によると、大塚製薬の商品はロングセラーの商品が多いとか。
確かに、オロナミンC、ポカリスエット、カロリーメイトなど、
長く売れ続けている優良商品がいくつもあります。

社の方針として、コンセプトがきちんと出来ている商品は必ず消費
者に受け入れられるから、長い目で見て育てようということが徹底
されているそうです。

ですから発売後2~3年の売上はあまり気にしない。同社の主力商
品である「カロリーメイト」の売上のピークは、発売して10年後だ
ったというのも、その方針が貫かれた証拠と言えそうです。

コンセプトを明確にしてきっちり開発、発売後は長い目で育てる。
その結果、長期的に利益を生む商品に成長し、会社の利益を安定的
に成長させてくれる。

これが大塚製薬の強さの秘訣なんですね。

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■長任期の社長は高業績という事実
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大企業の経営者は任期が短いので、在職中に実績を作りたいと焦り、
短期的な数字に振り回されやすい傾向にあります。

四半期決算が導入されてからは、ますますその傾向が強まっている
と思います。

しかし、経営学者の三品和弘先生の研究によると、経営者の任期が
短い企業より、長い企業の方が成長率や利益率が高くなる傾向がある
そうです。

「経営者の任期が長いからといって高業績が自動的に保証されるわけ
ではない。しかし、高業績をあげるためには、長任期が必要不可欠な
条件になっている」と三品先生は著書『経営は十年にしてならず』の
中で言い切っています。

大塚製薬が長期的な戦略を実行できるのも、オーナー社長、会長に
よる長期政権が大きく寄与していることは想像に硬くありません。

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■中小企業こそ長期戦略を
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スピード経営の重要性が声高に叫ばれる昨今ですが、戦略を立て、
それを戦術レベルにまで落とし込み、社員を巻き込んで、それなり
の形を作り上げ、数字をあげるまでには、相応の時間がかかります。

大塚製薬の長期的な商品戦略も10年単位で組まれていると推測で
きます。

こういう長期的視野を持った経営というのは、短任期でサラリーマ
ン社長が入れ替わる大企業よりも、オーナー社長が長期政権を握る
中小企業の方が取り組みやすいといえます。

にもかかわらず、短期的利益追いかける中小企業経営者が多いとい
事実は当面の売上や資金繰りに追われて余裕がないという実情があ
るのでしょう。

しかし、10年後を見据えて戦略を立て、長期的に、一貫性を持って、
粘り強く行動していくことの重要性は否定しようがありません。

中小企業の経営者こそこの重要性をしっかり認識し、腰をすえて粘り
強く取り組んで欲しいと思います。

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■自分レベルの視点で
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自分レベルではどうでしょう?

自分の仕事についても長期的な視点を持って取り組むことは非常に
重要だと思います。

起業したての頃、思い通りに顧客が増えていかないことを先輩の
コンサルタントに相談したことがあります。

僕が「やはり新しいことが形になって成果が出るには2~3年はか
かかりますよね」と投げかけるとその先輩は、

「いや、10年単位で考えたほうがいいよ」

と言いました。短期で成果を出しているように見えたその先輩も、
コツコツと長期的に積み上げてきたことをその時知りました。

自分の人生の社長である自分は、その任務を放棄しない限り、
長期的に人生の舵取りを行なわなければなりません。

短期的に成果が出ないとガッカリしたりやる気が失われたりします
が、「最低10年はやる」つもりで戦略を立て、それに沿って粛々と
行動していくスタンスはとても大切だと思います。

自分の人生の長期戦略。

この週末、一度振りかってみてはいかがでしょうか。

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■編集後記
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GW明けの一週間も今日で終わり。いつもよりお疲れ気味の方も
多いのではないでしょうか。僕は一昨日、昨日と重要なミーティ
ングが続き、無事に終えることができたのでほっとしています。
来週もまた頑張りたいと思います。みなさんも、是非。応援して
います!

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(第317号終わり)

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